特許
J-GLOBAL ID:200903089697883696

防水シート張設陸屋根等における異形突出部の防水施工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198830
公開番号(公開出願番号):特開平6-042119
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 陸屋根等において、支柱設置台(異形突出部・役物)のような膨脹・収縮の少ない部分を塗膜により防水し、残りの部分を、防水シートを用いて絶縁工法(浮し張り工法)により防水し、かつその境界部分を水密に保持することにより、作業能率が向上して、防水施工コストが安くつき、防水施工後の美観も優れている方法を提供する。【構成】 防水シート張設陸屋根1 等において、支柱設置台等の異形突出部7 の表面全体、およびその周辺の防水すべき壁面2 部分に、防水塗膜保持用繊維下地シート10を被せる。該繊維下地シート10の表面に合成樹脂製塗料を塗布して、合成樹脂防水塗膜よりなる防水層11を形成する。異形突出部7 の周辺部において、繊維下地シート10および防水層11を、接合片4 と固定具5 によって押え止めるとともに、異形突出部7 以外の防水すべき壁面2 部分に張設した防水シート3 の端部3aを、接合片4 の上面に接合する。
請求項(抜粋):
防水シート張設陸屋根(1) 等において、支柱設置台等の異形突出部(7) を防水する方法であって、異形突出部(7) の表面全体、および異形突出部(7) の周辺の陸屋根(1) 等の防水すべき壁面(2) 部分に、防水塗膜保持用繊維下地シート(10)を被せ、ついで該繊維下地シート(10)の表面に合成樹脂製塗料を塗布して、合成樹脂防水塗膜よりなる防水層(11)を形成し、異形突出部(7) の周辺部において繊維下地シート(10)およびこれの表面の合成樹脂防水塗膜よりなる防水層(11)を、接合片(4) および固定具(5) によって陸屋根(1) 等の防水すべき壁面(2) に押え止めるとともに、異形突出部(7) 以外の陸屋根(1) 等の防水すべき壁面(2) 部分に張設された防水シート(3) の端部(3a)を、異形突出部(7) の周辺において接合片(4) の上面に接合することを特徴とする、防水シート張設陸屋根等における異形突出部の防水施工法。

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