特許
J-GLOBAL ID:200903089699433833

ピルガーミル圧延による銅管の圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-290746
公開番号(公開出願番号):特開平10-128413
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ピルガーミル圧延の特長を生かしつつ、銅管製造工程全体を効率的に稼働させることができる圧延方法の提供。【解決手段】 3本のマンドレル2を平行に配置された3本の素管1の内部に夫々配置し、3対の溝付きロール5を同軸的に連結し、各素管の周面に各対の溝付きロールをその溝6の内面が各素管の外周面に接触するように配置し、3本の管を同時に圧延する。マンドレルは直径が圧延方向に漸減する圧延部3を有し、溝付きロールは圧延部の直径の変化に対応してその溝の底部のロール中心軸7からの距離が連続的に変化する。そして、3組の溝付きロール及びマンドレルは加工率分布が相互に実質的に同一になるよう溝形状及び寸法が設定されており、1組の組み合わせは他の2組の組み合わせにより圧延される圧延管と異なる径寸法の圧延管を得るものである。
請求項(抜粋):
3本のマンドレルを平行に配置された銅又は銅合金からなる3本の素管の内部に夫々配置し、3対の溝付きロールを同軸的に連結し、各素管の周面に各対の溝付きロールをその溝の内面が前記各素管の外周面に接触するように配置し、前記各素管を前記溝付きロールと前記マンドレルとの間で圧延して所定の寸法の3本の銅又は銅合金管を同時に圧延する方法において、前記マンドレルはその直径が圧延方向に小さくなるように連続的に変化する圧延部を有し、前記溝付きロールはその溝内面が前記圧延部の直径の変化に対応してその溝底部のロール中心からの距離が連続的に変化するものであり、3組の前記溝付きロール及びマンドレルの組み合わせのうち、1組の組み合わせは他の2組の組み合わせにより圧延される圧延管と異なる径寸法の圧延管を得るものであり、3組の溝付きロール及びマンドレルはその加工率分布が相互に実質的に同一になるようにその溝形状及び寸法を設定することを特徴とするピルガーミル圧延による銅管の圧延方法。

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