特許
J-GLOBAL ID:200903089701417417

汚水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-115778
公開番号(公開出願番号):特開平7-313991
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 反応槽を小型化と安定した脱窒が可能な汚水の処理方法を提供する。【構成】 汚水を嫌気槽2で処理し、次いで第1好気槽3aで処理し、更に第2好気槽3bで処理する方法であり、反応槽内には流動可能な微生物固定化担体Aとこの微生物固定化担体Aよりも粒径の大きい微生物固定化担体Bの2種類を存在させ、一方の微生物固定化担体Aは活性汚泥混合液と共に嫌気槽2〜第2好気槽3bの間を循環させ、他方の微生物固定化担体Bは第2好気槽3b内だけに保持する。微生物固定化担体Aを循環させると、微生物固定化担体Aが第1好気槽3a、第2好気槽3bに滞留している間に脱窒菌が増殖し、脱窒能力が向上する。また、好気的処理を第1好気槽3aと第2好気槽3bの2槽で行なうと、第1好気槽3aでBOD成分分解が優先的に進行するので、負荷変動があっても、第2好気槽3bでの硝化反応が阻害されない。
請求項(抜粋):
汚水を嫌気的状態で処理し、次いで好気的状態で処理し、この好気的状態で処理した活性汚泥混合液を前記嫌気的状態で処理する工程へ循環させることを含む汚水の処理方法において、汚水を嫌気的状態に維持された嫌気槽で処理し、次いで好気的状態に維持された第1好気槽で処理し、更に好気的状態に維持された第2好気槽で処理するに際し、前記嫌気槽、前記第1好気槽、および前記第2好気槽の3槽には流動可能な粒状の微生物固定化担体を存在させると共に、前記第2好気槽には更にこの槽内だけに保持させる第2好気槽専用の微生物固定化担体をも存在させ、前記第2好気槽の活性汚泥混合液を前記嫌気槽へ循環させる際には、活性汚泥混合液と共に前記3槽に存在させる微生物固定化担体を前記嫌気槽へ送り、この微生物固定化担体を前記3槽の間を循環させることを特徴とする汚水の処理方法。
IPC (3件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/34 ZAB ,  C02F 3/30 ZAB

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