特許
J-GLOBAL ID:200903089703663296

非水電解質二次電池及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田治米 登 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048031
公開番号(公開出願番号):特開平9-219190
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 非水電解質二次電池の正極又は負極を作製する際に使用する負極合剤粉体又は正極合剤粉体を簡便な方法により略真球状に調製できるようにし、しかもバインダー樹脂の使用量を低減しても負極合剤粉体又は正極合剤粉体の成形性の低下を生じないようにする。【解決手段】 リチウム含有複合酸化物又はリチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な炭素材料と、フッ素系バインダー樹脂とをバインダー樹脂溶解用溶媒中で混合して正極合剤スラリー又は負極合剤スラリーを調製し、そのスラリーをスプレードライ乾燥して球状の正極合剤粉体又は負極合剤粉体とし、その粉体を成形することによりそれぞれ正極2又は負極1を作製する。この場合、スプレードライ乾燥時の温風温度をバインダー樹脂の融点以下とし、バインダー樹脂溶解用溶媒の沸点が温風温度よりも50°C高い温度を超えない温度となるようにする。
請求項(抜粋):
リチウム含有複合酸化物を含む正極と、リチウムイオンをドープ且つ脱ドープし得る炭素材料を含む負極と、リチウム塩電解質を非水媒体に溶解又は分散してなる非水電解質とを備えた非水電解質二次電池において、正極又は負極が、それぞれ該リチウム含有複合酸化物又は該炭素材料と、フッ素系バインダー樹脂とをバインダー樹脂溶解用溶媒中で混合して正極合剤スラリー又は負極合剤スラリーを調製し、そのスラリーをスプレードライ乾燥して球状の正極合剤粉体又は負極合剤粉体とし、その粉体を成形することにより得られたものであることを特徴とする非水電解質二次電池。
IPC (4件):
H01M 4/04 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40
FI (4件):
H01M 4/04 A ,  H01M 4/02 B ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-151158

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