特許
J-GLOBAL ID:200903089707902074

鉄道車両軸はり装置用防振ゴムブッシュ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-025808
公開番号(公開出願番号):特開2000-225944
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 加工、部品点数及び組付け工数の削減を図れるとともに、製作及び組付け精度の良否にかかわらず確実な位置決め性能を確保して所定の防振機能を発揮させ、かつ、装置全体としての耐久性の向上が図れるようにする。【解決手段】 軸はり3の端部に連設された筒状ハウジング部4に嵌合固定されるとともに、それの中心軸7が台車フレーム8に回転不能に固定される防振ゴムブッシュ6の筒状ゴム弾性体10の外周面全域を覆う外筒11の一部にプレス加工により、径外方へ僅かに突出し、かつ、断面が先細りテーパー形状の突起12がリング状に一体形成されており、このリング状突起12を筒状ハウジング4の内周側に形成した凹部13に係合させることにより筒状ゴム弾性体10と筒状ハウジング部4との軸方向及び周方向の位置決めを行なうように構成している。
請求項(抜粋):
車両進行方向に対して直角な中心軸とこの中心軸の外周に配置し固着された筒状ゴム弾性体及びこの筒状ゴム弾性体の外周面の全域を覆うように固着された外筒とを有する防振ゴムブッシュであって、その外筒を鉄道車両の車軸を支持する軸箱部から車両進行方向に延設された軸はりの端部に車両進行方向に対して直角な水平姿勢に配置して連設され、かつ、車両進行方向に2分割の半割体同士が相互に締結可能とされた筒状ハウジング部に嵌合固定するとともに、その中心軸を台車フレームに回転不能に固定して用いられる鉄道車両軸はり装置用防振ゴムブッシュにおいて、上記外筒の一部にプレス加工により、径外方に僅かに突出し、かつ、断面が先細りテーパー形状の突起をリング状に一体形成し、このリング状突起を上記筒状ハウジング部の内周側に形成した凹部に係合させることで、上記筒状ゴム弾性体と筒状ハウジングとの軸方向及び周方向の相対位置を決定可能に構成していることを特徴とする鉄道車両軸はり装置用防振ゴムブッシュ。
IPC (2件):
B61F 5/32 ,  F16F 15/08
FI (2件):
B61F 5/32 Z ,  F16F 15/08 K
Fターム (5件):
3J048AA01 ,  3J048BA07 ,  3J048BA19 ,  3J048DA06 ,  3J048EA15

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