特許
J-GLOBAL ID:200903089709478059

ガスバッグモジュールの固定手段

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土屋 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307293
公開番号(公開出願番号):特開平9-183354
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】高価なクリップ手段に頼る必要も、また煩わしいねじ止め作業の必要もなく、ガスバッグモジュールのケーシング背壁部と、自走車両のボディー内支持部材とを少なくとも2個所の固定点で押し込みにより固定する固定解除の可能な固定手段を提供する。【解決手段】ケーシング背壁部1の固定点または支持部材2の固定点の何れか一方にピン3を、また他方にこのピン3が嵌入される開口4をそれぞれ設け、開口4の領域には弾性的に偏倚する係止素子10を設け、ピン3の先端部6は先細りの円錐形または楔形に形成すると共に、このピン3の柱状部7には戻り止め8を設け、ピン3の先端部6が開口4に挿入されると、係止素子10は先端部6と当接してその閉位置からこのピン3の軸にほぼ直角な方向へと偏倚してその開位置へと移動し、ピン3が開口4内所定の固定位置まで嵌入されると、係止素子10は開位置から弾性的に復帰して戻り止め8と係合するように構成する。
請求項(抜粋):
ガスバッグモジュールのケーシング背壁部と、自走車両のボディー内支持部材とを少なくとも2個所の固定点で押し込みにより固定する固定解除の可能な固定手段において、上記ケーシング背壁部1の固定点または上記支持部材2の固定点の何れか一方にピン3を、また他方にこのピン3が嵌入される開口4をそれぞれ設け、上記開口4の領域には弾性的に偏倚する係止素子10、13、15、18を設け、上記ピン3の先端部6は先細りの円錐形または楔形に形成すると共に、このピン3の柱状部7には戻り止め8を設け、上記ピン3の先端部6が上記開口4に挿入されると、上記係止素子は上記先端部6と当接してその閉位置からこのピン3の軸にほぼ直角な方向へと偏倚してその開位置へと移動し、上記ピン3が上記開口4内の所定の固定位置まで嵌入されると、上記係止素子は上記開位置から弾性的に復帰して上記戻り止め8と係合することを特徴とするガスバッグモジュールの固定手段。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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