特許
J-GLOBAL ID:200903089712048367

データ解析装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河宮 治 ,  石野 正弘
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2003004059
公開番号(公開出願番号):WO2003-085548
出願日: 2003年03月31日
公開日(公表日): 2003年10月16日
要約:
生体の状態と複数の遺伝子発現の量および/または細胞内物質の量との相関モデルを決定するデータ解析において、生体の状態または時間とともに確率的に発生する生体の状態の変化を目的変数とし、複数の遺伝子発現の量および/または細胞内物質の量を説明変数とするデータの集合において、データに含まれる説明変数を選択し、選択された説明変数と目的変数とを含む相関モデルについて交差検証成績を計算し、その結果を評価判定する。ここで、交差検証成績が改善しなくなるまで、説明変数の選択、交差検証成績の計算、その結果の評価判定を行い、部分最小自乗法モデルを決定する。これにより、多変量の遺伝子発現情報の効果的な情報処理を提供する。
請求項(抜粋):
生体の状態または時間とともに確率的に発生する生体の状態の変化を目的変数とし、複数の遺伝子発現の量および/または細胞内物質の量を説明変数とする相関モデルを決定するデータ解析装置であって、 生体の状態或いはそれを導出するデータまたは時間とともに確率的に発生する生体の状態の変化に関するデータと、複数の遺伝子発現の量および/または細胞内物質の量からなるサンプルの集合を入力する入力手段と、 (1)説明変数を選択する選択手段と、 (2)部分最小自乗法を実行して交差検証成績を計算する計算手段または前記生体の状態の変化に関するデータにカプラン・マイヤー法又はカトラー・エデラー法による生命表を適用して変化の発生しなかったものの確率を計算して得られた確率を、仮定した分布に基づいた変換または仮定を前提としない変換をし、該変換結果を目的変数とする部分最小自乗法を実行して交差検証成績を計算する計算手段と、 (3)前記(2)の計算手段の結果を評価し、説明変数の採用、不採用を判定する評価判定手段とを有し、 (4)前記(1)の選択手段と前記(2)の計算手段と前記(3)の評価判定手段とを実行して部分最小自乗法モデルの少なくとも交差検証成績を独立変数として持つ関数を改善し続けて部分最小自乗法モデルを決定する決定手段とからなることを特徴とするデータ解析装置。
IPC (5件):
G06F19/00 ,  C12M1/34 ,  C12Q1/68 ,  G01N33/48 ,  G06F17/18
FI (5件):
G06F19/00 600 ,  C12M1/34 Z ,  C12Q1/68 Z ,  G01N33/48 Z ,  G06F17/18 Z

前のページに戻る