特許
J-GLOBAL ID:200903089715929658

既製杭を利用した地盤アンカー工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-343171
公開番号(公開出願番号):特開2002-146784
出願日: 2000年11月10日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】地震発生時等で主として杭頭付近で働く過大な水平力に抗するよう引抜力を高め、水平耐力を向上させ、従来の円筒杭の2倍程度の引抜抵抗を得る。【解決手段】軸部23、拡底部24を有する杭穴22を掘削する。下端板5にアンカー材14の下端部15を固定した既製杭1を、杭穴22内に埋設定着させ、既製杭1の中空部4、7を通過したアンカー材14の上端部16を既製杭1の上端から突出させ、基礎杭30を構築する。既製杭1の下杭2は環状リブ3が形成され、環状リブ3は拡底部24の根固め層26内に定着される。基礎杭構造30の上端部にフーチング32を築造して、緊張したアンカー材14の上端部16をフーチング32に定着させる(a)。引抜力が発生した際に、根固め層26内で環状リブ3の上面3bから斜め上方に向けた逆円錐状の支圧力37の作用と、既製杭1の外周での摩擦力により抵抗する(b)。
請求項(抜粋):
硬化性材料が充填された根固め部を有する杭穴内に、少なくとも下端部に突起部を有する既製杭を、埋設し、前記根固め部に前記突起部の全部又は一部を定着させる施工方法において、前記既製杭の下端部に予めアンカー材の下端部を固定し、前記既製杭の中空部を挿通したアンカー材の上端部を地上に位置させた状態で、前記既製杭を前記杭穴内に埋設し、前記既製杭の下端部が根固め部内の所定位置に定着し、根固め部内に充填された硬化性材料が固化した後、前記アンカー材を緊張させて、前記既製杭を引抜き抵抗体として機能させることを特徴とする既製杭を利用した地盤アンカー工法。
IPC (5件):
E02D 5/80 ,  E02D 5/44 ,  E02D 5/48 ,  E02D 27/12 ,  E02D 27/34
FI (5件):
E02D 5/80 Z ,  E02D 5/44 A ,  E02D 5/48 ,  E02D 27/12 Z ,  E02D 27/34 A
Fターム (17件):
2D041AA02 ,  2D041BA13 ,  2D041BA21 ,  2D041CA03 ,  2D041CB06 ,  2D041DB05 ,  2D041DB06 ,  2D041DB07 ,  2D041FA02 ,  2D041GA01 ,  2D041GB01 ,  2D041GC02 ,  2D041GC14 ,  2D041GD02 ,  2D046CA01 ,  2D046CA03 ,  2D046DA11
引用特許:
審査官引用 (6件)
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