特許
J-GLOBAL ID:200903089726342268

2,3-ジクロル-1-プロパノールの精製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 寺田 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-181697
公開番号(公開出願番号):特開平7-033698
出願日: 1993年07月22日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 アリルアルコールを塩素化して、2,3-ジクロル-1-プロパノールを高純度で効率よく回収する精製法。【構成】 蒸留塔の塔底液中に含まれる塩化水素分をオキシラン化合物を添加することによる除去する。
請求項(抜粋):
反応器を用い、塩酸溶液中でアリルアルコールを塩素化して得られる2,3-ジクロル-1-プロパノールの溶液を脱ガス塔に導入して塩化水素を放散せしめて反応器に戻し、残液を冷却して、水層と油層とに分離し、水層を反応器に戻し、油層を第1蒸留塔に導き、油層に含まれる2,3-ジクロル-1-プロパノールより低沸点を有する低沸分、および一部の2,3-ジクロル-1-プロパノールを塔頂より留出させ、これを冷却して水層と油層に分離し、水層を反応器に戻し、この油層をさらに第2蒸留塔に導入し、塔頂より低沸分を留出除去し、塔底よりでる2,3-ジクロル-1-プロパノールと上記第1蒸留塔の塔底成分を第3蒸留塔に導き、塔頂より2,3-ジクロル-1-プロパノールを回収する2,3-ジクロル-1-プロパノールの精製法において、上記第1及び第2蒸留塔の塔底液中に含まれる塩化水素分をオキシラン化合物を添加することにより除去した後に第3の蒸留塔に導くことを特徴とする2,3-ジクロル-1-プロパノールの精製法。
IPC (2件):
C07C 31/36 ,  C07C 29/88

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