特許

J-GLOBAL ID：200903089732046654

制振装置

発明者： 安本 吉範
出願人/特許権者： 東海ゴム工業株式会社
代理人 (1件)： 山本 正緒
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-073246
公開番号（公開出願番号）：特開2002-276729
出願日： 2001年03月15日
公開日（公表日）： 2002年09月25日
要約：

【要約】【課題】 ハウジング内に非接着で独立変位可能に収容したマス部材が、重力加速度を下回るような小さな振動であっても飛び跳ねて、十分な制振性能を発揮することができる制振装置を提供する。【解決手段】 マス部材27aの表面とハウジング21の内面の少なくとも一方に弾性層29aが設けてあり、マス部材27aは静止状態においてハウジング21の下面に接触しながら、同時にハウジング21の内面との間に設けた吊上げ部材30aによって重力よりも小さい力で上方向に引張られている。振動部材から振動が入力されると、重力加速度を大幅に下回るような小さな振動であっても、ハウジング21内でマス部材27aが飛び跳ね、ハウジング21に対して直接的且つ弾性的に当接して制振性能を発揮する。

請求項（抜粋）：

振動部材に固定されるハウジングと、該ハウジング内に非接着で独立変位可能に収容されたマス部材とからなり、振動入力時に該マス部材がハウジングに対して直接的且つ弾性的に当接するようにせしめた制振装置において、前記マス部材の表面と前記ハウジングの内面の少なくとも一方に弾性層が設けてあり、静止状態において該マス部材が該ハウジングの下面に接触しながら、該ハウジングの内面との間に設けた吊上げ部材により重力よりも小さい力で上方向に引張られていることを特徴とする制振装置。

Fターム (7件)：

3J048BA03 ,  3J048BC02 ,  3J048BC04 ,  3J048BF02 ,  3J048BF04 ,  3J048BF05 ,  3J048EA36