特許
J-GLOBAL ID:200903089732981752

クラッチレスコンプレッサを有する自動車用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-086990
公開番号(公開出願番号):特開平7-290940
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 エバポレータの凍結防止を、現状構成のままの容量可変斜板式コンプレッサを使用することによって簡便かつ低コストに達成すること。【構成】 クラッチレスコンプレッサ71を、シリンダ33におけるピストン5の往復動ストロークを吸入圧Ps に応じて変化せしめて吐出容量を変化させる容量可変斜板式コンプレッサから構成する。さらに、冷房サイクル70の液状冷媒領域の終端部から液状冷媒を取り込み、取り込んだ液状冷媒を少なくとも膨張弁54をバイパスさせてコンプレッサ71に戻すバイパス通路73と、液状冷媒をバイパス通路路73を流下させるか、膨張弁54を流下させるかを選択的に切り替える流路切替手段としての三方弁74と、制御装置80とを有する。この制御装置80は、自動車用空気調和装置の稼働を停止するときには、冷媒の流通路が、バイパス通路73を流れる流路に切り替わるように三方弁74の作動を制御する。
請求項(抜粋):
車載エンジンの駆動力がプーリ(56)を介して常時伝達されるクラッチレスコンプレッサ(71)と、このクラッチレスコンプレッサ(71)で圧縮されて高温高圧となったガス状冷媒を外部の空気と熱交換して高圧の液状冷媒とするコンデンサ(52)と、この液状冷媒を断熱膨張して低圧霧状の冷媒とする膨張弁(54)と、この低圧霧状の冷媒を気化させて車室内へ吹き出す空気を冷却するエバポレータ(55)とを有する自動車用空気調和装置において、前記クラッチレスコンプレッサ(71)を、シリンダ(33)におけるピストン(5)の往復動ストロークを吸入圧(Ps )に応じて変化せしめて吐出容量を変化させる容量可変斜板式コンプレッサから構成し、さらに、冷房サイクル(70)の液状冷媒領域の終端部から液状冷媒を取り込み、取り込んだ液状冷媒を少なくとも前記膨張弁(54)をバイパスさせてクラッチレスコンプレッサ(71)に戻すバイパス通路(73)と、液状冷媒を前記バイパス通路路(73)を流下させるか、前記膨張弁(54)を流下させるかを選択的に切り替える流路切替手段(74)と、自動車用空気調和装置の稼働を停止するときに、冷媒の流通路が、前記膨張弁(54)を流れる流路から前記バイパス通路(73)を流れる流路に切り替わるように前記流路切替手段(74)を作動させる制御手段(80)と、を有することを特徴とするクラッチレスコンプレッサを有する自動車用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 102 ,  F04B 27/14 ,  F04B 35/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭58-078051
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-078051
  • 特開昭58-078051

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