特許
J-GLOBAL ID:200903089758042940

棒状化粧材繰出容器及び押棒繰出機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-334310
公開番号(公開出願番号):特開平9-149813
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 オートリターン用スプリングを省略した場合においても作動の信頼性を確保できるカートリッジ式の棒状化粧材繰出容器を提供する。【解決手段】 本発明の棒状化粧材繰出容器1のカートリッジ3は、チャック51の後端部に取り付けられたチャック-押棒連結用板バネ59を具備する。また、カートリッジ筒の内孔には、チャック51が後端限にある位置において、板バネ59がその弾性によって外側に開いて開位置となるための横穴61が形成されている。カートリッジ筒の内孔26は、チャック51が後端限以外の位置にあるとき、板バネ59を内側に閉じて閉位置とするように形成されている。一方、押棒91の先端部には、板バネ59が閉位置となった場合に該板バネと係合して押棒91とチャック51とを連結する係合部71が形成されている。該板バネ59が開位置となった場合には、この係合部71と該板バネとの係合が解除されて、押棒91とチャック51とが分離される。
請求項(抜粋):
軸方向に繰り出し可能な押棒を備えた容器本体と、 この容器本体の先端に着脱自在に取り付けられた、棒状化粧材を軸方向摺動自在に内蔵するカートリッジと、からなる棒状化粧材繰出容器であって;該カートリッジは、棒状化粧材の進退する内孔を有するカートリッジ筒と、棒状化粧材の後端部を支持するとともに、上記押棒に駆動されてカートリッジ筒の内孔内を進退するチャックと、このチャックの後端部に取り付けられたチャック-押棒連結用板バネと、を具備し;上記カートリッジ筒の内孔には、上記チャックが後端限にある位置において、上記板バネがその弾性によって外側に開いて開位置となるための側方中空部が形成されており、また、上記カートリッジ筒の内孔は、上記チャックが後端限以外の位置にあるとき、上記板バネを内側に閉じて閉位置となるように形成されており、上記押棒の先端部には、上記板バネが閉位置となった場合に該板バネと係合して、押棒とチャックとを連結する係合部であって、上記板バネが開位置となった場合には該板バネとの係合が解除されて押棒とチャックとが分離される係合部が形成されていることを特徴とする棒状化粧材繰出容器。

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