特許
J-GLOBAL ID:200903089764050394

広域測位システムコード測定値平滑化方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-009485
公開番号(公開出願番号):特開平6-289116
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 多重通路などによるエラーを低減して、長期間にわたりキャリア信号によりGPS擬似コード信号を平滑化する技術を得ることを目的とする。【構成】 GPS受信機ではコード誘導擬似レンジ測定値とキャリア誘導測定値の間の相違から生じる歪みのないように、拡張時間間隔にわたるキャリア位相測定値により擬似レンジコード測定値を平滑化する技術が存在している。本発明の基本原理は拡張時間間隔にわたりフィルタリングに先立って擬似レンジコード測定値から電離層効果とドップラ効果を除去することである。電離層効果の除去は基準受信機から受信された補正の適用により実行されるか、あるいは受信機で利用できる測定されたもしくはモデル化された電離層データを使用して達成される。本発明は単一周波数能力のみを有する遠隔受信機を使用して差動GPS位置発見に適用できるが、しかし任意のタイプの独立GPS受信機にも適用できる。
請求項(抜粋):
単一動作周波数を有する広域測位システム(GPS)受信機で使用するため、コード測定値とキャリア測定値の間の相違による歪みなしに拡張時間間隔にわたりキャリア位相測定値によって擬似レンジのGPSコード測定値を平滑化するGPSコード測定値平滑化方法において、該方法が、単一周波数GPS受信機での擬似レンジコード測定値と積分キャリア位相測定値の獲得、擬似レンジコード測定値と積分キャリア位相測定値からの、実質的にドップラー効果と電離層効果を受けない測定値の複合した組の導出、積分キャリア位相測定値以上に擬似レンジ測定値に影響するエラーを除去するための拡張時間間隔にわたる測定値の複合した組のフィルタリング、および平滑化された擬似レンジコード測定値を得るための測定値のフィルタされた複合した組でのドップラー効果の置換、の各ステップを具える方法。

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