特許
J-GLOBAL ID:200903089768226497

シール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中林 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-108124
公開番号(公開出願番号):特開2001-289328
出願日: 2000年04月10日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 シールリングの回転軸との摺動による発熱を効果的に放出させ、シールリングの寿命を高める。【解決手段】 周方向に複数に分割されたカーボン製の環状のシールリング10の端面に、シールリング10よりも熱膨張係数の大きいスプリングプレート18を装着する。スプリングプレート18は、シールリング10の溝15内に挿入される本体部19と、本体部19に一体に形成されるフランジ部20とからなる。シールリング10が回転軸28との摺動によって発熱したときに、その熱はスプリングプレート18側に伝達されて放出されるとともに、スプリングプレート18が熱膨張してシールリング10が径を大きくする方向に押し広げ、シールリング10の1次シール部11を回転軸28から一時的に離間させ、シールリング10の熱的な負荷が増加するのを阻止する。
請求項(抜粋):
回転体と固定体との間をシールするシール装置であって、前記固定体側に装着されるハウジングと、該ハウジングに装着されるとともに、前記回転体と摺動してそれとの間をシールする1次シール部、及び前記ハウジングに接触してそれとの間をシールする2次シール部を有するシール部材と、該シール部材に装着される吸熱部材とを具え、前記シール部材が前記回転体との摺動によって発熱したときにその熱を前記吸熱部材側に伝達させて、吸熱部材とシール部材との熱膨張係数の差により、シール部材の1次シール部と回転体との接触を一時的に回避させるように構成したことを特徴とするシール装置。
IPC (2件):
F16J 15/26 ,  F16J 15/30
FI (2件):
F16J 15/26 ,  F16J 15/30
Fターム (5件):
3J043AA16 ,  3J043BA07 ,  3J043CA03 ,  3J043CB18 ,  3J043DA02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-098268

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