特許
J-GLOBAL ID:200903089779886839

カメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268877
公開番号(公開出願番号):特開平6-121212
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】メモリ容量の大きなトラッキングカーブデータを必要とせず、しかも高精度のズームトラッキング制御が、安価な装置で可能とするカメラを提供する。【構成】本カメラのズーミング動作は、テレ,ワイド用のズームスイッチ12,13の操作信号がズームレンズ駆動部8に入力されると、該駆動部8により操作信号に基づいたズームレンズ2の駆動がなされる。同時に、該操作信号は、ズームトラッキング制御回路7にも入力され、ズームトラッキング制御が行われ、フォーカスレンズ4が、上記ズーム位置に対応する適正位置まで繰り出される。メモリ15には該ズームトラッキング制御のための上記適正繰り出し位置を求めるための各演算式データが格納されており、該データを読み出して上記の制御が行われる。
請求項(抜粋):
当該ズームレンズが所定の基準ズーム倍率に対応する第1の位置にあるときの、当該被写体距離に対応したフォーカスレンズの適正位置と基準被写体距離に対応したフォーカスレンズの適正位置との両位置の間隔として表されるフォーカスレンズの基準繰り出し量を第1の繰り出し量とし、上記ズームレンズが上記第1の位置とは異なる第2の位置にあるときの、上記当該被写体距離に対応したフォーカスレンズの適正位置と上記基準被写体距離に対応したフォーカスレンズの適正位置との両位置の間隔として表されるフォーカスレンズの繰り出し量を第2の繰り出し量としたとき、上記第1の繰り出し量と第2の繰り出し量との両繰り出し量の比として表される繰り出し比の値を、この第2の繰り出し量に所定の第1群の数値のうちの一つのものである第1の定数を乗じた値に所定の第2群の数値のうちの一つのものである第2の定数を加えたものとして算出するための繰り出し比演算手段と、上記フォーカスレンズの所要の繰り出し量を上記基準繰り出し量たる第1の繰り出し量と上記繰り出し比演算手段により算出された繰り出し比とによって算出するための繰り出し量演算手段と、上記第1群の数値のデータを保有するための第1群数値データ保有手段と、上記第2群の数値のデータを保有するための第2群数値データ保有手段と、上記ズームレンズの所定範囲を移動するときの基準被写体距離に対応したフォーカスレンズの適正位置の軌跡であるズームトラッキングカーブを表すデータを保有するための基準ズームトラッキングカーブデータ保有手段と、を備えたことを特徴とするカメラ。
IPC (2件):
H04N 5/232 ,  G02B 7/08

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