特許
J-GLOBAL ID:200903089781223057

前処理機構を具えた畦形成機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048317
公開番号(公開出願番号):特開平9-215402
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 乾田であるか湿田であるかを問わず、旧畦を確実且つ効率的に修復する。【解決手段】 トラクタの取付け部に、第1の駆動軸19を具える第1の固定保持部材12と、第2の駆動軸21を具える第2の固定保持部材13を、独立的に設ける。第1の駆動軸19に、第1の作業軸51を有する第1の可動保持部材20を、該駆動軸19の軸線回りに回動可能に設ける。又第2の駆動軸21に、第2の作業軸62を有する第2の可動保持部材22を、該駆動軸21の軸線回りに回動可能に設ける。これら作業軸51,62を、チェーン装置を介して前記駆動軸19,21に連結する。第1の作業軸51に、旧畦3を削り取る回転削出刃80を固設する。又第2の作業軸62には、旧畦上に土を供給する土盛りロータ83を固設する。この土盛りロータ83の回転によって旧畦上に盛土された土を、整畦機109により整畦する。
請求項(抜粋):
走行機に付設されてその進行方向に、旧畦を修復しつつ新たな畦を形成する、前処理機構を具えた畦形成機であって、前記走行機の取付け部に固定される、独立して配置された第1の固定保持部材と、第2の固定保持部材とを具え、該第1の固定保持部材に、該走行機の進行方向前方或いは後方に向けて突出する第1の駆動軸を設け且つ該第1の駆動軸に、その軸線回りに回動可能となるように第1の可動保持部材を設け、又、前記第2の固定保持部材に、前記走行機の進行方向前方或いは後方に向けて突出する第2の駆動軸を設け且つ該第2の駆動軸に、その軸線回りに回動可能となるように第2の可動保持部材を設け、且つ、該第1の可動保持部材と第2の可動保持部材を独立的に回動可能とすると共に、これらを夫々所要の回動状態で固定可能としてなり、又前記第1の可動保持部材には、前記第1の駆動軸と所要距離を隔てて平行する第1の作業軸を配設すると共に、該第1の作業軸を、伝導要素を介して前記第1の駆動軸に連結する一方、前記第2の可動保持部材にも、前記第2の駆動軸と平行する第2の作業軸を配設すると共に、該第2の作業軸を、伝導要素を介して前記第2の駆動軸に連結してなり、又前記第1の作業軸には、旧畦を所要に削り取る回転削出刃を固設する一方、前記第2の作業軸には、該回転削出刃によって削り取られた旧畦上に土を供給するために、少なくとも田面部分の土を掻き上げる土盛りロータを固設してなり、前記第1の駆動軸の回転に伴う、前記伝導要素を介しての第1の作業軸の回転により、前記回転削出刃が、旧畦の外側の部分から内側(田面側)に向けて旧畦を削り取るように回転し、且つ前記第2の駆動軸の回転に伴う、前記伝導要素を介しての第2の作業軸の回転により、前記土盛りロータが、旧畦から離れる方向に田面に切り入るように回転する如くなし、又、旧畦上の盛土を整畦機により締め固めて畦を形成することを特徴とする前処理機構を具えた畦形成機。
FI (2件):
A01B 35/00 B ,  A01B 35/00 E
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-095702
  • 畦塗装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-098030   出願人:ヤンマー農機株式会社
  • 特開昭62-198302
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