特許
J-GLOBAL ID:200903089783313126

食品用ビタミンK補給組成物の製造方法とビタミンKの抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 正志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-329493
公開番号(公開出願番号):特開平10-165139
出願日: 1996年12月10日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 天然素材を原料として比較的簡単な加工方法により、たとえ食品に添加しても安全性や嗜好性に問題がなく、ビタミンK含量の高い食品用ビタミンK補給組成物の製造方法、および有害な物質の残留および生成(変性)の恐れがないビタミンKの抽出方法を提供する。【解決手段】 本発明によれば、緑色の葉身部を有する緑黄色野菜における葉部を被処理物として、これを加熱してその植物組織を軟化させた後、液状の葉肉部と固形状の葉柄部および葉脈部とに固液分離することにより、葉肉部からなるビタミンK含量の高い上記組成物が得られる。別の製造方法によれば、上記葉部の乾燥物を粉砕し、粉砕物を葉肉部と葉柄部および葉脈部とに分級することにより、葉肉部の乾燥物が分離される。得られた組成物のビタミンK含有量は100g当たり1000μg以上ある。また、超臨界状態にある液状化二酸化炭素を用いて緑黄色野菜を抽出すると、ビタミンKを選択的に抽出することができる。
請求項(抜粋):
緑色の葉身部を有する緑黄色野菜における少なくとも葉部を加熱して、その植物組織を軟化させた後、液状の葉肉部と固形状の葉柄部および葉脈部とに固液分離し、得られた液状の葉肉部からビタミンK含量の高い葉肉部の固形物を分離することを特徴とする食品用ビタミンK補給組成物の製造方法。
IPC (5件):
A23L 1/302 ,  A23L 1/212 ,  B01D 11/00 ,  B01D 11/02 ,  A61K 31/12 ADL
FI (5件):
A23L 1/302 ,  A23L 1/212 A ,  B01D 11/00 ,  B01D 11/02 A ,  A61K 31/12 ADL

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