特許
J-GLOBAL ID:200903089783514610

内燃機関のノッキング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142130
公開番号(公開出願番号):特開平8-338295
出願日: 1995年06月08日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 機関燃費悪化や排気温度の上昇を最小限にとどめながら、効果的にノッキングを抑制する。【構成】 内燃機関のカムシャフト1の回転位相を変化させる可変バルブタイミング装置10と、点火回路49とを制御するECU30を設ける。ECU30はノッキング発生時に、ノックセンサ50により検出したノック強度NKが所定の判定値NK1 以上の場合には点火時期遅角によるノッキング抑制を行い、判定値NK1 より小さい場合にはバルブタイミング遅角によるノッキング抑制を行う。機関に損傷を与える可能性のある場合には応答性の高い点火時期遅角によるノッキング抑制が行われ、小さなノッキングの場合には排気温度上昇や燃費悪化の少ないバルブタイミング遅角によるノッキング抑制が行われるため、燃費悪化や排気温度の上昇を最小にとどめながら効果的にノッキングが抑制される。
請求項(抜粋):
内燃機関に生じるノッキングの強度を検出するノック強度検出手段と、作動時にノック強度に応じて機関点火時期を遅角させる点火時期遅角手段と、作動時にノック強度に応じて機関吸気弁の開閉時期を遅角させるバルブタイミング遅角手段と、前記ノック強度検出手段により機関ノッキングが検出されたときに、前記ノック強度が所定の判定値より小さいときに前記点火時期遅角手段に優先して前記バルブタイミング遅角手段を作動させ、前記判定値以上であるときに前記バルブタイミング遅角手段に優先して点火時期遅角手段を作動させるノック制御手段と、を備えた内燃機関のノッキング制御装置。
IPC (8件):
F02D 45/00 345 ,  F02D 45/00 368 ,  F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/152 ,  F02P 5/153
FI (7件):
F02D 45/00 345 B ,  F02D 45/00 368 A ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 13/02 H ,  F02D 43/00 301 Z ,  F02D 43/00 301 B ,  F02P 5/15 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-167139
  • 特開昭61-169641
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-167139

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