特許
J-GLOBAL ID:200903089789760850

地点別上空見通し範囲作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-264038
公開番号(公開出願番号):特開2000-075010
出願日: 1998年09月02日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】宇宙と地上間の見通し範囲を効率的に決定する方法を提供する.【解決手段】航行衛星システムを陸上移動体が利用する際に電波の捕捉を試みる仰角0度以上の各航行衛星3について,陸上移動体4の存在地点から見た各衛星の上空位置および各衛星からの信号強度を,陸上移動体4の位置および時刻とともに記録を行ない,後に各地点の上空を細分化した諸微小領域別が見通しか遮蔽かを,ある時間内に記録された電波強度情報から判定することにより, 該時間内の該地点における上空見通し範囲を決定する.
請求項(抜粋):
複数の航行衛星からの電波を受信することにより自らの現在位置を推定する装置および測位誤差を補正する装置を搭載する1つあるいは複数の陸上移動体が,陸上移動体の現在位置の測位結果として得られる緯度値および経度値および高度値および時刻値に加え,測位処理過程において算出する各航行衛星の上空における仰角値および方位角値および該衛星からの信号強度値をも,1つのレコードとして一定時間毎ないし一定距離毎に保存しつづけ,しかる後に,保存された多くのレコードの中から,該時刻値が一定の時間範囲内にあり,かつ,該緯度値および該経度値および該高度値がある地点の近傍の一定範囲内にあることを満たすレコード群のみを抽出し,該レコード群に含まれている衛星の仰角値および衛星の方位角値および該衛星からの信号強度値に関する複数の記録を,該地点の上空の方位角値と仰角値で同定される方向が見通し通信路であるか否かを判別するための情報と見なすことにより,該時間範囲内での該地点の上空における衛星見通し通信路の存非とその通信路の方向に関する情報データベースを構築することを特徴とする地点別上空見通し範囲作成方法.
Fターム (4件):
5J062AA08 ,  5J062BB01 ,  5J062CC07 ,  5J062HH05

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