特許
J-GLOBAL ID:200903089790736130

コネクタの製造金型及び製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 俊之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-319336
公開番号(公開出願番号):特開平8-336841
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【課題】 コネクタを安価に製造することができなかった。【構成】 固定金型11と可動金型12を閉じた状態において、ハウジング1はスライド型17の成形部18の介在によってリテーナ挿入孔6を設けた形状に成形され、リテーナ5はその下方において併せて成形される。まず後部金型14のみが開かれると、コアピン32が後退するとともに、アンギュラピン36のカム作用によりスライド型17が縦方向の進退通路25に沿って後退し、成形部18がリテーナ挿入孔6から抜き出される。次に型開きされることで、スライド型17が固定金型11と一緒になって進退通路25の前方に相対的に抜き出され、進退通路25が開放される。続いて補助スライド型27が進出して、そこに保持されたリテーナ5がリテーナ挿入孔6に挿入されて、仮係止位置に借り組みされる。補助スライド型27はリテーナ5の全幅にわたって支持しているので、リテーナ5は真っ直ぐリテーナ挿入孔6に挿入される。完成品は突き出しピン24で可動金型12の前方に突き出される。
請求項(抜粋):
コネクタハウジングの内部には端子金具が挿入可能なキャビティが形成され、前記コネクタハウジングの側面側から装着可能でかつその装着時に端子金具と係合することで抜け止め状態に係止するリテーナを備えたコネクタの製造金型であって、一方向に沿って相対的に接離可能な一対の金型が設けられ、いずれか一方の金型には両金型の接離方向と交差する方向に設けられた進退通路に沿って進退可能なスライド型が組み付けられており、前記両金型の間には、前記スライド型を進出させた状態で型閉じした場合に、そのスライド型を介してリテーナ挿入孔が設けられるハウジングと、そのスライド型の進退方向の後方に位置するリテーナとをそれぞれ成形可能な成形空間が形成されるようになっているとともに、前記スライド型を後退後に前記進退通路の側方に退避させる退避手段と、リテーナの成形空間で成形されたリテーナを前記進退通路に沿って進出させてハウジングのリテーナ挿入孔に挿入可能とする挿入手段とを設けるとともに、同挿入手段は上記リテーナ挿入孔に挿入される上記リテーナをその全幅方向にわたって支持して挿入することを特徴とするコネクタの製造金型。
IPC (4件):
B29C 33/12 ,  B29C 33/76 ,  H01R 13/42 ,  H01R 43/18
FI (4件):
B29C 33/12 ,  B29C 33/76 ,  H01R 13/42 E ,  H01R 43/18

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