特許
J-GLOBAL ID:200903089792471427

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-347827
公開番号(公開出願番号):特開平11-170849
出願日: 1997年12月17日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】メインエバポレータにより導入空気が除湿されない条件下でシールドウインドウガラスの内側が曇らないようにする。【解決手段】暖房モードにおいて、コンプレッサ11から圧送される冷媒をメインコンデンサ41を迂回して空調ダクト51内のサブコンデンサ14で放熱する。外気温度が0°C以下でより高い暖房能力が要求される場合には、冷媒を加熱するとともに膨張弁15の絞り開度を大きくして、エバポレータ16で空気を加熱する。このとき、エバポレータ16による除湿が行なわれないことに起因する窓の曇りが発生しないように、外気温に応じた最小限の外気を導入する。外気導入による吹出し温度の低下を冷媒温度をより加熱することで補償する。
請求項(抜粋):
冷房モードではコンプレッサから圧送される冷媒を車室外の第1のコンデンサで放熱するとともに、空調ダクト内に設置したエバポレータの上流で膨張弁により冷媒を膨張させてエバポレータで吸熱し、暖房モードでは、コンプレッサから圧送される冷媒を前記空調ダクト内の第2のコンデンサで放熱するヒートポンプ式冷暖房装置と、前記冷媒を加熱する冷媒加熱装置と、外気から前記空調ダクト内に導入される空気量と車室内から循環される空気量との導入比率を可変とするインテークドアと、前記エバポレータによる加熱が必要と判定すると、前記冷媒加熱装置で冷媒を加熱するとともに前記膨張弁の絞り開度を大きくする制御手段とを備えた車両用空調装置において、前記制御手段は、前記エバポレータによる加熱が必要と判定されたとき、暖房能力を低下させずに内窓の曇を防止する窓晴れ性を保証するように、前記外気導入量と前記冷媒加熱量を外気温に応じて算出し、その算出結果に基づいて前記インテークドアと前記冷媒加熱装置を制御することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (5件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/00 103 ,  B60H 1/32 624 ,  B60H 3/00 ,  F24F 11/02 102
FI (5件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/00 103 H ,  B60H 1/32 624 H ,  B60H 3/00 C ,  F24F 11/02 102 J

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