特許
J-GLOBAL ID:200903089803092555

フレーム同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-191416
公開番号(公開出願番号):特開平10-023504
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 航空機公衆電話システムにおけるサービスエリア遷移時の接続地上局切替(ハンドオーバー)におけるフレーム同期確立の高速化。【解決手段】 航空機に搭載する機上局の備える主・副両受信機はそれぞれ、受信データから同期語を検出する同期語検出回路1A(主)・1B(副)と、確保した同期状態を一時的な同期外れから保護する同期保護回路3A・3Bと同期保護回路3A・3Bの保護基準データを提供する同期語フレームカウンタ2A・2Bとを有し、副受信機は現在接続中の地上局の次に接続すべき地上局から受信したデータからその同期語の時間位置情報としての同期語位置パルス205 を抽出して外部からオン/オフを制御されるスイッチ回路4を介して主受信機側に提供し、高速フレーム同期を確立する。
請求項(抜粋):
次の各構成を備え、TDMA方式で運用される航空機公衆電話システムにおいて、航空機に搭載されて地上局と通信する機上局の有する主・副2台の受信機のうち副受信機によって主受信機が次回接続すべき地上局の送出する同期情報の時間位置情報を先行捕捉し、これを外部から受ける制御の下に主受信機に提供して主受信機の接続地上局を切り替えるハンドオーバー時における通話中断を排除可能とすることを特徴とするフレーム同期回路。(イ)現在通信中の地上局から送信される主受信機の受信データ入力を受け、前記受信データ入力の含む先頭語としての同期確立に必要な同期語を検出して検出タイミングを通知する同期語検出パルスを送出する第1の同期語検出回路(ロ)前記第1の同期語検出回路の送出する同期語検出パルスを受け、その受信回数を所定時間ごとに累積カウントして同期語フレームカウント出力として送出する第1の同期語フレームカウンタ(ハ)前記第1の同期語検出回路の送出する同期語検出パルスと前記第1の同期語フレームカウンタの送出する同期語フレームカウント出力とを受け、前記同期語フレームカウント出力によって示される前記所定時間ごとの累積カウントに基づいて前記主受信機の受信データの同期状態を判断し、同期確立中における一時的な同期語不在による不要な非同期判断を回避して同期状態を保護するとともに、外部から提供され次回接続すべき地上局の送出する同期語の時間位置を通知する同期語位置パルスに基づいて主受信機による通話を中断することなくハンドオーバーを行わしめる第1の同期保護回路(ニ)次回主受信機が接続すべき地上局から送信される副受信機の受信データ入力を受け、前記受信データ入力の含む先頭語としての同期確立に必要な同期語を検出して検出タイミングを通知する同期語検出パルスを送出する第2の同期語検出回路(ホ)前記第2の同期語検出回路の送出する同期語検出パルスを受け、その受信回数を所定時間ごとに累積カウントして同期語フレームカウント出力として送出する第2の同期語フレームカウンタ(ヘ)前記第2の同期語検出回路の送出する同期語検出パルスと前記第2の同期語フレームカウンタの送出する同期語フレームカウント出力とを受け、前記同期語フレームカウント出力によって示される前記所定の時間ごとの累積カウントに基づいて前記副受信機の受信データの同期状態を判断し、同期確立中における一時的な同期語不在による不要な非同期判断を回避して同期状態を保護するとともに、前記第2の同期語検出回路の出力する同期語検出パルスに基づいて、その検出タイミングに対応した時間位置情報を同期語位置パルスとして送出する第2の同期保護回路(ト)前記第2の同期保護回路の送出する前記同期語位置パルスを受け、外部から提供されるハンドオーバー信号の制御の下に前記同期語位置パルスを前記第1の同期保護回路に供給するスイッチ回路
IPC (4件):
H04Q 7/22 ,  H04B 7/26 ,  H04J 3/06 ,  H04L 7/08
FI (4件):
H04B 7/26 107 ,  H04J 3/06 A ,  H04L 7/08 D ,  H04B 7/26 N

前のページに戻る