特許
J-GLOBAL ID:200903089807000019

ツインクラッチ式変速機のシフト方法および同期装置を備えたツインクラッチ式変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-213590
公開番号(公開出願番号):特開平10-089456
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 両クラッチが静止摩擦範囲内にあって変速機がロックする状態を防止する。【解決手段】 本発明は、2本の変速機入力軸E1 ,E2 と1本の変速機出力軸Aを備え、各々の変速機入力軸に摩擦クラッチK1 ,K3 が付設され、出発状態で両クラッチの一方が静止摩擦状態でエンジントルクを伝達し、他方のクラッチが開放している、ツインクラッチ式変速機10をシフトするための方法に関する。本発明では、先ず最初に、他方の自由な変速機入力軸が同期回転数にもたらされ、意図するギヤが入れられる。伝達すべきトルクが一方のクラッチから他方のクラッチに連続的に移動するまで、少なくとも一方のクラッチの回転数が滑り摩擦範囲内の同期回転数の近くの値に調節される。
請求項(抜粋):
2本の変速機入力軸(E1 ,E2 )と1本の変速機出力軸(A)を備え、各々の変速機入力軸に摩擦クラッチ(K1 ,K3 )が付設され、出発状態で両クラッチの一方が静止摩擦状態でエンジントルクを伝達し、他方のクラッチが開放している、ツインクラッチ式変速機(10)をシフトするための方法において、- 他の変速機軸が同期回転数にもたらされ、そして新しいギヤが入れられ、- 一方のクラッチが、そのエンジン側半部の目標回転数のときに滑り限界で作動するように、スリップコントローラによって制御されて開放され、- スリップコントローラによって滑り限界で運転される一方のクラッチがもはやトルクを伝達しなくなるまで、他方のクラッチが制御されて閉鎖され、- そして、一方のクラッチが完全に開放され、それによって他方のクラッチだけがエンジン出力を伝達し、そして- 元のギヤが実質的にトルクなしに外されることを特徴とする方法。
IPC (3件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:38 ,  F16H 63:12
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平3-048059
  • 特開昭63-203951
  • 特開昭62-113952
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