特許
J-GLOBAL ID:200903089810843671
絶対湿度センサ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
阿部 美次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310797
公開番号(公開出願番号):特開平7-270367
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 サーミスタの熱放散定数を利用しない絶対湿度センサを提供する。【構成】 湿度センサ素子1は相対湿度に対してインピ-ダンスZsが指数関数的に変化する。z-f変換回路2はインピ-ダンスZsに応じたパルス信号S1を発生する。時定数制御微分回路3は、電圧制御可変インピ-ダンス素子32のインピ-ダンスZtが制御電圧Vcにより指数関数的に変化し、パルス信号S1の微分信号S2を出力する。波形整形回路4は微分信号S2を二値化したパルス信号列S3を出力する。積分回路5は、第1の積分回路51がパルス信号列S3を積分して制御電圧Vcを得、第2の積分回路がパルス信号列S3を積分して相対湿度信号S4の出力電圧Vrを得、両者の少なくとも一方が温度上昇に追従して制御電圧Vcまたは出力電圧Vrを制御し、絶対湿度信号S5を得る。
請求項(抜粋):
湿度センサ素子と、インピーダンス-周波数変換回路と、時定数制御微分回路と、波形整形回路と、積分回路とを有する絶対湿度センサであって、前記湿度センサ素子は、インピーダンスが相対湿度に対して指数関数的に変化するものであり、前記インピーダンス-周波数変換回路は、前記湿度センサ素子のインピーダンスに対応した周波数のパルス信号を発生させるものであり、前記時定数制御微分回路は、コンデンサと、電圧制御可変インピーダンス素子とを含み、コンデンサと電圧制御可変インピーダンス素子とが直列に接続されており、前記電圧制御可変インピーダンス素子は、主電極と制御電極とを有する三端子素子でなり、インピーダンスが前記制御電極に印加される電圧により指数関数的に変化し、前記主電極の両端から前記パルス信号を微分した微分信号を出力するものであり、前記波形整形回路は、前記微分信号が入力され、前記微分信号を二値化したパルス信号列を出力するものであり、前記積分回路は、第1の積分回路と、第2の積分回路とを有し、前記第1の積分回路が入力された前記パルス信号列を積分し、積分して得られた電圧を前記制御電圧として前記電圧制御可変インピーダンス素子の前記制御電極に供給し、前記第2の積分回路が前記パルス信号列を積分し、積分して得られた電圧を相対湿度信号として出力し、前記第1の積分回路及び前記第2の積分回路の少なくとも一方が前記湿度センサ素子の温度変化に追従して前記制御電圧または前記相対湿度信号の出力電圧を制御し、絶対湿度信号を得るものである絶対湿度センサ。
IPC (2件):
前のページに戻る