特許

J-GLOBAL ID：200903089816199103

電子写真感光体

発明者： 関谷 道代 ,  中村 一成
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 狩野 有
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-120439
公開番号（公開出願番号）：特開平6-308756
出願日： 1993年04月26日
公開日（公表日）： 1994年11月04日
要約：

【要約】【目的】滑り性に優れ、摺擦による表面の摩耗や傷の発生などに対して耐久性を有し、繰り返し電子写真プロセスにおいて発生するコロナ生成物付着による表面抵抗の低下がなく、高湿下においても高品位の画質を保つことができ、更に、繰り返し電子写真プロセスにおける残留電位の蓄積や感度の低下がない安定した電子写真特性を示す電子写真感光体を提供すること。【構成】導電性支持体上に光導電層および保護層を有する電子写真感光体において、該保護層が下記構造式の硬化型アクリル系モノマ-と下記構造式の含フッ素アクリルモノマ-から成る硬化型樹脂を含有し、かつ、アンチモン含有酸化スズ微粒子を分散、含有した樹脂層から成ることを特徴とする電子写真感光体。

請求項（抜粋）：

導電性支持体上に光導電層および保護層を有する電子写真感光体において、該保護層が官能基を2つ以上有する硬化型アクリル系モノマ-またはオリゴマ-と下記一般式(1)で示される含フッ素アクリルモノマ-から成る硬化型樹脂を含有し、かつ、導電性金属酸化物微粒子を分散、含有した樹脂層から成ることを特徴とする電子写真感光体。一般式(1)【化1】式中、nは1または2であり、mは0〜10の整数であり、Rは水素原子またはメチル基を表わし、Aは水素原子、フッ素原子または-CF(CF3)2を表わす。