特許
J-GLOBAL ID:200903089817644518

自己補修作用を有するガラス質溶射材料被覆部材とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-026875
公開番号(公開出願番号):特開平9-217163
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 塩化物腐食環境に強い溶射材料被覆部材を提供すること、とくに、皮膜を複合化することで気孔の影響を少なくすると同時に、ガラス材料を溶射して耐食性のより一層の向上を図ること。【解決手段】 鋼鉄製基材の表面に、少なくともトップコート溶射皮膜との境界部に酸化物を含有するアンダーコート溶射皮膜を有し、このアンダーコート溶射皮膜上には、金属,酸化物,硼化物,炭化物および炭化物サーメットのうちから選ばれるいずれか1種以上とガラス材料との混合物を溶射してなるガラス質混合溶射皮膜からなるトップコートを形成した自己補修作用を有するガラス質溶射材料被覆部材と、その製造方法。
請求項(抜粋):
鋼鉄製基材の表面に、アンダーコート溶射皮膜と、その上に被覆したトップコート溶射皮膜とからなる多層皮膜を形成してなる部材において、前記アンダーコート溶射皮膜は、全体もしくは少なくともトップコート溶射皮膜との境界部に酸化物を含有しており、一方、前記トップコート溶射皮膜は、金属,酸化物,硼化物,炭化物および炭化物サーメットのうちから選ばれるいずれか1種以上とガラス材料との混合物を溶射してなるガラス質混合溶射皮膜にて形成したことを特徴とする自己補修作用を有するガラス質溶射材料被覆部材。
IPC (3件):
C23C 4/04 ,  C23C 4/10 ,  C23C 28/00
FI (3件):
C23C 4/04 ,  C23C 4/10 ,  C23C 28/00 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-093865
  • 特開昭61-064867

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