特許
J-GLOBAL ID:200903089821527615

ステント送りバルーンカテーテル用保護膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014954
公開番号(公開出願番号):特開平5-337189
出願日: 1993年02月01日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】バルーンカテーテルによって送出される種類の脈管内のステントの送出を高めるため、バルーンカテーテルと一緒に用いられる弾性シースの形態である補強膜。【構成】好ましい実施例では、シースはバルーンとステントの間に置かれる。シースは、保護障壁として作用し、ステントを均一に膨張し、バルーンの収縮時間を減少させ、収縮及び引き抜きによるバルーンの望ましくない平坦化を防止し、他のものとの間で、摩擦支持をステントに与える。シースは、バルーンの内側又は外側のまわりに被着される弾性膜に作られる。シースを、最外側の弾性層を備えた多相互突出層で形成してもよい。シースは菅状であり、カテーテルのバルーン部分の外側に接着剤,収縮嵌めで取り付けられ,又は機械的に締結される。シースは、ステントを適当な操作上の直径まで膨張したときを示すのに用いられる放射線不透過性物質を含んでもよい。
請求項(抜粋):
膨張位置と、収縮位置とを有し、血管系を補強又は修復する、バルーン膨張カテーテルと関連して用いられる種類のステント送出装置であって、近位端部と遠位端部を有する細長い菅状部材を備えたバルーン膨張カテーテルを有し、前記菅状部材は、その中を延びる膨張ルーメンを有し、前記菅状部材の遠位端部に隣接して置かれる可撓性の比較的非弾性のバルーンを有し、前記バルーンは、前記菅状部材に取り付けられた遠位端部と近位端部とを有し、前記バルーンは、低摩擦係数の材料で被覆された外側面と、前記バルーンと連通し前記バルーンを膨張させたり収縮させたり膨張装置とを有し、前記バルーンと前記ステントの間に前記バルーンのまわりに配置される菅状シースを有し、前記菅状シースは、遠位端部,近位端部及び中央部分を有し、前記菅状シースの中央部分は低摩擦係数の材料で被覆された内側面と、高摩擦係数の材料で被膜された外側面とを有し、前記菅状シースは前記バルーン膨張カテーテルに固着され、バルーンの前記外側面と前記菅状シースの前記内側面は実質的に摩擦のない界面を形成し、その界面によって、前記菅状シースの中央部分をバルーン膨張で摩擦なしに実質的に膨張させ、これによって非対称的なバルーンによって作られる不均一な半径方向の力を、前記収縮したステントに均一な半径方向の力に変え、このことによって前記ステントを対称的に膨張させ、それによって、前記ステントを前記血管系内に的確に据え付け、前記収縮したステントを、前記菅状シースの高摩擦外側面に解放自在に固着し、それによって、前記収縮したステントを前記血管系内の据え付け箇所で膨張させかつ解放するまで、血管系の中を通って前進させる間、前記ステントを前記シースに保持する、ことを特徴とするステント送出装置。
IPC (2件):
A61M 25/00 ,  A61M 29/00

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