特許
J-GLOBAL ID:200903089822735874

燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074198
公開番号(公開出願番号):特開平9-264181
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射弁に噴射開始時期のみを検出することができる圧電素子センサのようなリフトセンサを備えているディーゼル機関の燃料噴射装置において、噴射終了時期を正確に検出し、更にノズル開弁圧の経時変化にも対応する。【解決手段】 噴射開始時期は、燃料噴射弁16のノズル16b内に設けられたリフトセンサの荷重変化によって、電子式制御装置5内の噴射開始時期検出手段が検出する。噴射終了時期は、圧電素子センサ等ではノイズのために検出不可能なので、スピル弁18を開弁させるために電子式制御装置5が出力するスピル弁駆動信号の発生時期を基にして、それに噴射鋼管16cの長さによる遅れの時間を加味し、場合によってはノズル16b内に設けられたスプリングの経時変化によるノズル開弁圧低下に対する補正をも行って算出する。それによって、正確な噴射期間や噴射量の算出、噴射量の補正が可能になる。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関に使用され、供給される燃料圧力の変化に応じて燃料噴射孔を開閉するために開弁位置と閉弁位置の間を移動することができる弁ニードルと、前記弁ニードルを閉弁位置に向かって付勢するスプリングと、荷重変化によって少なくとも前記弁ニードルの開弁動作を示す電気信号を出力することができるリフトセンサとを含む燃料噴射弁と、電子式制御装置と、圧力室において燃料を高圧に加圧して、前記電子式制御装置によって制御される噴射時期に、加圧された燃料を高圧燃料供給通路を介して前記燃料噴射弁へ圧送する燃料噴射ポンプと、前記燃料噴射ポンプに付設されると共に、噴射終了時期に前記電子式制御装置が出力するスピル弁駆動信号によって開弁して、前記燃料噴射ポンプの前記圧力室を低圧側へ連通させるスピル弁と、前記リフトセンサの出力信号に基づいて燃料の噴射開始時期を検出することができる噴射開始時期検出手段と、前記電子式制御装置が出力するスピル弁駆動信号に基づいて燃料の噴射終了時期を検出することができる噴射終了時期検出手段と、前記噴射開始時期検出手段が出力する噴射開始時期と、前記噴射終了時期検出手段が出力する噴射終了時期から、正味の噴射期間を算出する噴射期間算出手段とを、備えていることを特徴とするディーゼル機関の燃料噴射制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/40 ,  F02D 41/04 375 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 41/12 350 ,  F02M 61/16
FI (5件):
F02D 41/40 C ,  F02D 41/04 375 ,  F02D 45/00 364 P ,  F02M 41/12 350 A ,  F02M 61/16 R

前のページに戻る