特許
J-GLOBAL ID:200903089823568840

オレフィン重合方法における廃ガス流からの反応器副生物の廃棄およびモノマーの回収のための吸収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-526908
公開番号(公開出願番号):特表平11-501317
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】オレフィン重合方法における重合反応器から、未反応モノマーを回収し、かつ反応器副生成物を廃棄する方法であって、未反応モノマー、反応器副生成物および軽質成分から成る反応器廃ガス流を吸収プロセスにおいて処理して、さらにモノマーを回収する方法。吸収プロセスは、反応器廃ガス流と吸収溶媒とを吸収帯域において接触させて、軽質成分を含むガス流と、吸収溶媒、吸収された反応器副生成物および吸収されたモノマーを含む液体流とを生成する。液体流を蒸留塔で分留して、吸収帯域に運ばれる吸収溶媒である蒸留塔底部流と、モノマー、および底部流として反応器副生成物を廃棄するためにスプリッター塔でさらに分留される反応器副生成物を含むオーバーヘッド流とを生成する。スプリッターオーバーヘッドから回収されたモノマーは、反応器に送ることができる。好ましい実施態様において、吸収溶媒は、反応器廃ガス流に由来する成分から本質的に成っており、従って外部溶媒は必要ではない。
請求項(抜粋):
(a)反応器廃ガス流と吸収溶媒流とを吸収帯域において接触させて、実質的に不活性軽質成分から成る吸収帯域オーバーヘッドガス流と、吸収溶媒および吸収されたモノマーから成る吸収帯域底部液体流とを生成する工程と、 (b)蒸留塔において吸収器底部流を分留して、モノマーを含む蒸留塔オーバーヘッド流と、吸収溶媒を含む蒸留塔底部流とを生成する工程と、 (c)底部流を、蒸留塔から吸収帯域へ、工程(a)における吸収溶媒流として供給する工程と を含むオレフィン重合反応器廃ガス流から未反応モノマーを回収する方法。
IPC (5件):
C07C 11/02 ,  C07C 7/04 ,  C07C 7/11 ,  C08F 6/00 ,  C08J 11/02
FI (5件):
C07C 11/02 ,  C07C 7/04 ,  C07C 7/11 ,  C08F 6/00 ,  C08J 11/02

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