特許
J-GLOBAL ID:200903089827206683

鉛蓄電池用格子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-199910
公開番号(公開出願番号):特開2001-028267
出願日: 1999年07月14日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 機械加工方式では、機械加工時、圧延シートに所定の形状をした刃物を押し当て切断加工する際に、格子を形成する各桟および桟と桟との交点に歪みが残り、それによって再結晶化が進み、電池使用時の極板の伸びが大きくなりやすいという欠点があった。本発明は、格子の変形を抑制でき、優れた寿命性能を有する格子の作製方法を提供することを課題とする【解決手段】 本発明の鉛蓄電池用格子の作製方法は、鉛-カルシウム-錫系合金からなるスラブを鋳造した後、該スラブを複数の圧延ロールで順次圧延し、圧延したシートを一旦巻き取り、しかる後、再度、圧延シートを巻き戻しながら機械加工して鉛蓄電池用格子を作製する方法において、巻き取った圧延シートを巻き取り後、10°C以下の雰囲気に搬入するまでの時間、および10°C以下の雰囲気から取り出した後、機械加工するまでの時間との総和が10時間以下であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
鉛-カルシウム-錫系合金からなる鋳造シートを鋳造する第1の工程と、第1の工程で得られた鋳造シートを複数の圧延ロールで順次圧延する第2の工程と、第2の工程で圧延したシートを一旦巻き取る第3の工程と、第3の工程で得られた圧延シートを巻き戻しながら機械加工して鉛蓄電池用格子を作製する第4の工程とを有する鉛蓄電池用格子の製造方法において、第3の工程と第4の工程の間に、圧延シートを少なくとも1回以上10°C以下の雰囲気で保管する製造方法であって、巻き取った圧延シートが第4の工程において機械加工されるまでに、10°Cより高い温度の雰囲気にさらされる時間の総和が10時間以下であることを特徴とする鉛蓄電池用格子の製造方法。
IPC (4件):
H01M 4/73 ,  B21D 31/04 ,  H01M 4/68 ,  H01M 4/74
FI (4件):
H01M 4/73 A ,  B21D 31/04 B ,  H01M 4/68 A ,  H01M 4/74 B
Fターム (10件):
5H017AA01 ,  5H017BB02 ,  5H017BB06 ,  5H017BB15 ,  5H017BB17 ,  5H017CC05 ,  5H017EE03 ,  5H017HH01 ,  5H017HH08 ,  5H017HH09
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 鉛蓄電池用格子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-221967   出願人:日本電池株式会社
  • 特開昭55-076571
  • 特開昭57-208068

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