特許
J-GLOBAL ID:200903089837481267

流体作動式摩擦要素の締結制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-144707
公開番号(公開出願番号):特開平8-338519
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 摩擦要素の締結圧指令値を、プリチャージ指令後、制御開始までの間、締結力発生ぎりぎりの臨界圧にするに際し、臨界圧を常時最適値にする。【構成】 変速指令時t1 から設定時間後の瞬時t2 までの間、締結圧指令値PA を高いプリチャージ指令値にして、流体を急速に摩擦要素に充填させるプリチャージを行い、その後、摩擦要素の締結中における作動圧制御を開始する瞬時t3 までの間、締結圧指令値PA を締結力発生ぎりぎりの予め定めた臨界圧PX に保ち、瞬時t3 以後は、摩擦要素の締結圧指令値PA を、実効ギヤ比Ni /Noが狙った通りに経時変化するようフィードバック制御する。t2 〜t3 中に、t1 〜t2 中の入力回転変化割合平均値ΔNi (ave)に対する入力回転変化割合ΔNi の偏差を数値積分し、積分値が0になるよう臨界圧PX を修正する。
請求項(抜粋):
流体のプリチャージにより流体作動式摩擦要素のロスストロークを行わせ、該ロスストロークの後、流体作動式摩擦要素の締結中における作動圧制御を開始するまでの間、該作動圧を、流体作動式摩擦要素が締結力を発生するぎりぎりのところを狙って予め定めた臨界圧に保つようにした流体作動式摩擦要素の締結制御装置において、前記プリチャージ中における流体作動式摩擦要素の入力側回転数の平均変化割合を検出するプリチャージ中入力側回転変化割合検出手段と、前記臨界圧の保持中における流体作動式摩擦要素の入力側回転数の変化割合を検出する臨界圧保持中入力側回転変化割合検出手段と、これら手段で検出したプリチャージ中における入力側回転数の平均変化割合、および臨界圧保持中における入力側回転数の変化割合間の偏差を求める入力側回転変化割合偏差演算手段と、この手段により演算した偏差が小さくなるよう前記予定の臨界圧を修正する臨界圧修正手段とを具備することを特徴とする流体作動式摩擦要素の締結制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/06 ,  F16D 25/14 640 ,  F16D 55/32 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:38
FI (3件):
F16H 61/06 ,  F16D 25/14 640 K ,  F16D 55/32

前のページに戻る