特許
J-GLOBAL ID:200903089837560159

生検におけるヘリコバクターピロリの検出用組成物、検出用キット及び検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早瀬 憲一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-534294
公開番号(公開出願番号):特表2000-515392
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】0.5〜4体積%の尿素;0.05〜0.2体積%のりん酸カリウム;0.8〜1.7体積%のフェナテ試薬溶液;0.002〜0.005体積%のpKa6.5〜8.5である指示薬;及び残部の水を含むヘリコバクターピロリの検出用組成物、前記組成物を用いたヘリコバクターピロリの検出用キットが開示され、前記組成物を利用した検出方法は、ヘリコバクターピロリの感染の有無を迅速かつ正確に判定することができ、時間が経過した後も同一の判定結果を得ることができ、内視鏡室で容易に利用することができる。
請求項(抜粋):
[請求項1]a)0.5〜4体積%の尿素;b)0.05〜0.2体積%のりん酸カリウム;c)0.8〜1.7体積%のフェナテ試薬溶液;d)0.002〜0.005体積%のpKa6.5〜8.5である指示薬;及びe)残部の水;を含むヘリコバクターピロリの検出用組成物。 [請求項2] 上記0.8〜1.7体積%のフェナテ試薬溶液は、a)0.5〜1体積%の硫酸マンガン溶液、b)0.2〜0.5体積%の次亜塩素酸、c)0.1〜0.2体積%のフェナテ試薬、からなる請求項1に記載のヘリコバクターピロリの検出用組成物。 [請求項3] 上記指示薬はフェノールレッドである請求項1に記載のヘリコバクターピロリの検出用組成物。 [請求項4] 0.5〜2体積%のゲル化剤をさらに含むものである請求項1に記載のヘリコバクターピロリの検出用組成物。 [請求項5]a)2体積%の尿素、b)0.05体積%のりん酸カリウム、c)1体積%の硫酸マンガン、d)0.5体積%の次亜塩素酸、e)0.2体積%のフェナテ試薬、f)0.0025体積%のフェノールレッド、g)1体積%のアガー、及びh)残部の水、を含むものである請求項4に記載のヘリコバクターピロリの検出用組成物。 [請求項6] pH6.0〜7.8である請求項1に記載のヘリコバクターピロリの検出用組成物。 [請求項7] a)請求項4に記載の組成物でできた、生検組織を位置させる試験具; b)請求項4に記載の組成物に0.1NのNaOH溶液10〜20μlをさらに添加して製造される陽性対照具;及び c)請求項4に記載の組成物から作られ、生検組織を位置させない陰性対照具;を含むヘリコバクターピロリの検出用キット。 [請求項8] a)生検組織を請求項1に記載の組成物と反応させ; b)前記生検組織と反応した組成物の色の変化を観察する;段階を含む生検組織からのヘリコバクターピロリの検出方法。
IPC (2件):
C12Q 1/04 ,  C12Q 1/58
FI (2件):
C12Q 1/04 ,  C12Q 1/58

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