特許
J-GLOBAL ID:200903089842120183

角速度検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 康稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087349
公開番号(公開出願番号):特開平8-261764
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 温度変化に基づく圧電素子の容量変化に伴って検出側のバランスが崩れても、良好に角速度検出を行う。【構成】 発振回路110によって励振されている振動子10に角速度が作用すると振動方向が上下方向からずれ、圧電素子16,18に逆位相のコリオリ信号が生ずる。圧電素子16,18から出力された信号は、I-V変換回路120で電流信号から電圧信号に変換された後、差動増幅回路140による差動増幅,同期検波回路150による同期検波が行われる。圧電体は温度変化に伴って静電容量が変化するが、電流は静電容量には影響されないので、I-V変換回路120によって圧電素子16,18から電流信号が取り出される。このため、温度変化の影響を受け難い角速度検出が可能となる。
請求項(抜粋):
振動体を励振するための励振信号を出力する発振手段;励振信号に基づいて振動手段を振動するための励振手段及び帰還手段;振動体に作用したコリオリ力を検出するための検出手段;検出手段から電流信号を取り出すとともに、これを電圧信号に変換するI-V変換手段;変換後の電圧信号から角速度の検出信号を得る差動検出手段;を備えた角速度検出器。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
FI (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04

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