特許
J-GLOBAL ID:200903089846246963

多成分配合溶液の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-105980
公開番号(公開出願番号):特開平9-253472
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【目的】 配合に使用される粉体成分または液体成分の母液を配合の直前に調製して、この母液を精密に採取して配合溶液を調製する事により、貯蔵期間による経時変化を受けない新鮮な母液を用いたで完全自動化された配合溶液調製方法を提供することを目的とする。【構成】 配合原料となる粉体または液体成分を用いて指定された配合処方に対する溶液を調製するに当たって、配合に使用される各成分を貯蔵して任意の容量を吐出できる吐出容器を用い、配合処方に対応した濃度と量の母液を調製をするための成分吐出を行って母液をオートディスペンサーを用いて溶解調製し、次に母液採取用オートディスペンサーを用いて配合処方に従ってこれら母液の採取と配合調製容器への注入を順次行い、採取母液の変更に対しては新規のディスペンサーの洗浄、共洗い方法を用いて切替え処理を行って、順次使用される全母液による配合を行い、母液調製から配合溶液調製迄の全行程を連続して自動的に精度良く行う事を特徴としている。
請求項(抜粋):
多成分配合溶液調製方法の第一段階としては、配合調液に使用される粉体、液体の個々の成分を貯蔵し外部よりの駆動により任意の採取容量を吐出する機構を持つ個別の吐出容器と、これらの吐出容器を固有の位置に搭載し制御により採取位置に搬送する移送装置(A)と、調製される処方数に対応した数の採取容器を固有の位置に搭載し、これらの中より任意の採取容器を制御により選択して採取位置に搬送する移送装置(B)と、採取位置において吐出容器より採取重量に対応した容量の成分を吐出せしめる駆動装置と、吐出容器より採取容器中に吐出採取された成分の重量を採取位置において電子天秤を用いて正確に計量する秤量装置と、採取重量が指定された重量に達しない場合はさらに補正のための吐出を反復して所定の採取重量に調整する手段によって、調製グループの配合に使用される各成分を個別に正確に個別の採取容器に秤量採取する。第二段階としては、これらの秤量採取された各成分を収容した採取容器を制御により順次母液移送装置(C)へ搬送する手段と、採取容器を制御により母液調製のために溶媒注加位置に搬送する母液移送装置(C)と、溶媒注加位置において母液調製に必要な量の溶媒を定量注入して母液を調製する注入装置とを用いて各成分個々の母液を調製する。第三段階としては、配合処方数に対応する配合溶液調製容器を固有の位置に搭載し制御により母液注加位置に搬送する移送装置(D)と、母液注加位置において逆止弁方式の採液用ディスペンサーを使用する母液採取注加装置と、使用後のディスペンサーの内部の洗浄、共洗いを行うディスペンサー洗浄装置と、配合成分の母液の注入終了後にディスペンサーの配管切替えにより配合溶液の液量を所定の容量に調整するための溶媒を注加する手段とにより、配合処方に合致した配合溶液を調製する多成分配合溶液を調製する方法。
IPC (3件):
B01F 15/04 ,  B01F 15/02 ,  G01G 13/00
FI (4件):
B01F 15/04 Z ,  B01F 15/02 A ,  B01F 15/02 C ,  G01G 13/00

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