特許
J-GLOBAL ID:200903089848854480

インテークマニホールドの複合材による製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹中 一宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-226909
公開番号(公開出願番号):特開平9-070720
出願日: 1995年09月05日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】 インテークマニホールドを複合材の組合せで構成する製造方法に関する。【構成】 アルミニウム合金で鋳造された鋳造品でなるマニホールド本体部1及びマニホールドフランジ部2と、アルミニウム合金、機械構造用炭素鋼鋼管でなる分岐管3と、を組付けてなるインテークマニホールドであって、マニホールド本体部及びマニホールドフランジ部の接合套嵌部に分岐管の接合挿入部より小径の穴を形成し、この接合套嵌部を中周波誘導加熱装置にて約250°C前後に加熱して膨張させた段階で、当該膨張した径寸法の穴に前記接合挿入部を挿入し、その後、接合された接合套嵌部及び接合挿入部を冷却する焼き嵌め方法により、前記マニホールド本体部及びマニホールドフランジ部と分岐管とを接合する構造である。【効果】 製造原価の低減及び軽量化が図れる。安価な設備にて確実な接合が可能である。変形、歪等の熱的影響を最小限に押え、寸法精度的の安定性が確保できる。
請求項(抜粋):
JISAC4Bアルミニウム合金、JISADC12アルミニウム合金等のアルミニウム合金で鋳造された鋳造品でなるマニホールド本体部及びマニホールドフランジ部にそれぞれ設けられたほぼ環状の接合套嵌部と、JISA6063アルミニウム合金等の押出材或いはSTKM11機械構造用炭素鋼鋼管でなる分岐管に設けられた接合挿入部と、を組付けてなるインテークマニホールドであって、前記接合套嵌部に前記接合挿入部より小径の穴を形成し、この接合套嵌部を中周波誘導加熱装置にて約250°C前後に加熱することにより、その穴の径寸法を膨張させた段階で、当該膨張した径寸法の穴に前記接合挿入部を挿入し、その後、接合された接合套嵌部及び接合挿入部を冷却する焼き嵌め方法により、前記マニホールド本体部及びマニホールドフランジ部と分岐管とを接合することを特徴とするインテークマニホールドの複合材による製造方法。
IPC (2件):
B23P 11/02 ,  F02M 35/104
FI (2件):
B23P 11/02 A ,  F02M 35/10 102 N

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