特許
J-GLOBAL ID:200903089849392693

シンジオタクチック1,2-ポリブタジエン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121968
公開番号(公開出願番号):特開平10-306117
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 少なくとも2つの融点を有するポリブタジエンを製造する単純化された方法を提供する。【解決手段】 1,3-ブタジエンモノマーを水性媒質中で(1)(a)少なくとも1種のコバルト化合物、(b)少なくとも1種の有機アルミニウム化合物、並びに(c)少なくとも1種の共役ジエンを反応させることによって得られる触媒組成物、(2)二硫化炭素、フェニルイソチオシアネート及びキサントゲン酸よりなる群から選択される少なくとも1員、(3)少なくとも1種の融点調節剤、並びに(4)ナトリウムハライド塩及びカリウムハライド塩より成る群から選択される少なくとも1種の塩の存在下に重合することを特徴とする、少なくとも2つの融点を有するシンジオタクチック1,2-ポリブタジエンを製造する方法。
請求項(抜粋):
少なくとも2つの異なる融点を有するシンジオタクチック1,2-ポリブタジエンを製造する方法であって、水性媒質中で(1)(a)(i)コバルトのβ-ジケトン錯体、(ii)コバルトのβ-ケト酸エステル錯体、(iii)6〜15の炭素原子を有する有機カルボン酸のコバルト塩及び(iv)式CoXn(式中Xはハロゲン原子を表し、そしてnは2または3を表す)のハロゲン化コバルト化合物と第3アミンアルコール、第3ホスフィン、ケトン及びN,N-ジアルキルアミドより成る群から選択される有機化合物との錯体;より成る群から選択される少なくとも1種のコバルト化合物、(b)少なくとも1種の、式AlR3(Rは1〜6の炭素原子の炭化水素基を表す)の有機アルミニウム化合物、並びに(c)少なくとも1種の共役ジエンを反応させることによって得られる触媒組成物、(2)二硫化炭素、フェニルイソチオシアネート及びキサントゲン酸よりなる群から選択される少なくとも1員、(3)少なくとも1種の融点調節剤、並びに(4)ハロゲン化ナトリウム及びハロゲン化カリウムより成る群から選択される少なくとも1種の塩の存在下に1,3-ブタジエンを重合することを特徴とする、前記の方法。
IPC (2件):
C08F 4/70 ,  C08F136/06
FI (2件):
C08F 4/70 ,  C08F136/06

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