特許
J-GLOBAL ID:200903089850130392

回転機の異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-164524
公開番号(公開出願番号):特開平8-334405
出願日: 1995年06月08日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 アンバランス特性を持つ回転機であってもその異常診断を正確に行うことのできる回転機の異常診断装置を提供すること【構成】 回転機11の側面に所定角度θをおいて第1,第2振動センサ13,14を装着し、回転軸11aに角速度を検出するエンコーダ12を装着する。両振動センサのセンサ出力は各前処理回路15,16で増幅され波形信号となり、それが各位相処理部17,18に与えれ、そこにおいてエンコーダで検出した角速度情報に基づいて両波形信号の位相が一致するように位相がずらされる。係る位相が一致した信号同士が信号演算部19にて減算処理される。すると、正常状態では両センサ出力は周波数・ピークが等しいので、減算されると正常な振動に伴う波形部分は除去され、回転機の異常に伴う振動に対応する波形が残るので、それを判定部20で検出し、判定結果出力部21を介して外部に報知する。
請求項(抜粋):
回転機の側面所定位置に、回転軸を中心に任意の角度をおいて取り付けられた一対の振動センサと、前記一対の振動センサのセンサ出力に基づく各波形信号のうち少なくとも1つの波形信号の位相をずらす位相調整手段と、位相調整後の前記一対の波形信号圧同士を加減算し、判定用の比較信号を生成する信号演算手段と、前記比較信号から異常の有無を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする回転機の異常診断装置。
IPC (2件):
G01H 17/00 ,  G01M 19/00
FI (2件):
G01H 17/00 A ,  G01M 19/00 A

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