特許
J-GLOBAL ID:200903089850133650

ファイバ-オプチックス耳用体温計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠田 通子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-038546
公開番号(公開出願番号):特開平6-154173
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 耳の鼓膜により放射される赤外線を測定することにより体芯温度を測定する。【構成】 外耳道内の鼓膜に近接する部位まで挿入されるファイバーオプチックスファイバー束集成体を包含する。赤外線は、放射線を電気信号に変換する熱電対列に伝達される。周囲温度条件が変化するとき正確な信号を確実にするために、温度の読みをとりこの信号をゼロにする直前および/または直後にこの熱電対列の抵抗(熱)を測定する。患者間の交差汚染を予防するために外耳道に挿入されるファイバーオプチックス集成体の端をおおう使い捨てさやがあり、これには、耳内のさや中に開口部がないように、ファイバーオプチックスの末端上に赤外線用透明窓がある。入力電圧特性を測定して表示し、室温の変化、ファイバーオプチックス透過の変化および熱電対列の冷接点温度の変化に対して補正し、正確な測定温度を表示する電子回路。
請求項(抜粋):
(イ)プローブが外耳道内にあるとき、鼓膜に隣接する位置にある第一の末端を有する赤外線透過性光ファイバー集成体を包含しており、外耳道に挿入するのに適合したプローブ;(ロ)さやの一部として形成され、上記第一光ファイバー末端の上に位置する薄い赤外線透過窓を含んでいて、プローブをとり囲んでこのプローブを外耳道と接触させないように隔離している使い捨てのさや;(ハ)上記プローブに隣接していて、上記の光ファイバーの第二末端を受けるハウジング;(ニ)上記の光ファイバーの第二末端に隣接しており、上記第二末端により放射される放射線を受けとって、この放射線に相当する電気信号を発生するように位置を定められた熱電対列検出器;(ホ)上記信号を較正し、周囲温度および検出器温度変動に対して補正して、鼓膜温度を正確に指示する出力電気信号を生じるための電気回路手段;および(ヘ)選択された温度目盛に従って出力信号を表現する表示を行なうための表示手段;を含む、鼓膜からの赤外線によって体芯温度を測定するための耳用体温計。
IPC (2件):
A61B 5/00 101 ,  G01J 5/10

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