特許
J-GLOBAL ID:200903089850728026

3次元グラフィック表示方法および表示システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-145923
公開番号(公開出願番号):特開平9-330422
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】複数個の半透明図形が重なっても、描画順序を意識することなく、リアルな表示が可能となる3次元グラフィックスを提供する。【解決手段】 描画した物体の不透過率を記憶する透明プレーンメモリ18を持つ。グラフィクプロセッサ16は、透明プレーン18上の不透過率と書き込む図形の不透過率より、描画する領域の描画パターン(描画画素の数と位置)を更新してプライベートメモリ20上に管理する。さらに、CPU11から渡される図形データの座標(x,y)が更新した描画パターンの描画位置に相当するとき、フレームメモリ14上の座標(x,y)の画素を描画する。図形が重なる領域の描画パターンは、既存の描画パターンの描画位置と重ならないように生成し、Zバッファ17を使用するZ値比較処理は描画する画素毎に行なう。
請求項(抜粋):
複数の半透明図形を含む立体図形の表示に際し、描画しようとする半透明図形の透明度情報に応じた描画パターンを生成し、図形データにより与えられる描画座標が前記描画パターンの描画画素位置に相当する場合にフレームメモリへ描画する3次元グラフィック表示方法において、フレームメモリの画素位置に1対1に対応した透明プレーンメモリに、描画している図形の透明度情報を図形やその重複による領域単位に記憶し、描画しようとする対象半透明図形の透明度情報と前記透明プレーンメモリから読みだされる該当領域の透明度情報から描画後の新透明度情報を計算し、この新透明度情報を基に対象図形の描画パターンを決定することを特徴とする3次元グラフィック表示方法。

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