特許
J-GLOBAL ID:200903089856824795

配電線搬送信号用増幅装置及びそれを用いた配電線搬送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-067428
公開番号(公開出願番号):特開平9-238097
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で信号レベルを所定の大きさにし、長距離伝送を可能とした配電線搬送信号用増幅装置を提供すること【解決手段】 図中左から右に配電線3を流れる搬送信号は、第1の結合器15a,遅延素子17a,レベル調整器18aを介して信号加算器19に至り、また、遅延素子13,第1の結合器15b,スイッチS2,レベル調整器18bを介して信号加算器に至る。両遅延素子でともに位相がπ/2ラジアン遅れるとすると、加算器では同位相となり、減衰することなく合成され、増幅器20で信号レベルが増幅され第2の結合器16bを介して配電線に再注入される。逆方向の信号は、第1の結合器15bから取り込まれるものは位相は遅れず、第1の結合器15aから取り込まれるのは、2つの遅延素子を通過することによりπラジアン遅れるので、加算器で相殺される。よって、順方向のみの信号が増幅される。
請求項(抜粋):
配電線を信号の伝送路として利用した配電線搬送システムに用いられ、前記伝送路中の所定位置に実装され前記信号の信号レベルを増幅する増幅装置であって、前記配電線に直列に接続される第1の遅延手段と、前記第1の遅延手段の前記信号の搬送方向上流側から信号加算手段に至る第1の経路と、前記第1の遅延手段の前記信号の搬送方向下流側から前記信号加算手段に至る第2の経路と、前記信号加算手段の出力から前記信号の搬送方向下流側の配電線に至る第3の経路を有し、前記第1の経路には、少なくとも前記配電線を流れる前記信号を取り出す結合器と、その結合器により取り出された信号を遅延させる第2の遅延手段を設け、前記第2の経路には、少なくとも前記配電線を流れる前記信号を取り出す結合器を設け、前記第3の経路には、少なくとも前記信号加算手段から出力される信号レベルを増幅する増幅手段と、その増幅した信号を前記配電線に注入する結合器を設けたことを特徴とする配電線搬送信号用増幅装置。
IPC (2件):
H04B 3/54 ,  H04B 3/56
FI (2件):
H04B 3/54 ,  H04B 3/56

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