特許
J-GLOBAL ID:200903089863807146
赤外可視変換素子及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 純之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-255095
公開番号(公開出願番号):特開平5-095132
出願日: 1991年10月02日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】分解能、赤外可視変換効率ともに高く、かつ、S/N 比の高い変換画像を得ることのできる赤外可視変換素子及びその製造方法を提供すること。【構成】上記目的は、GaAs 基板上に赤外輝尽蛍光体層を形成してなる赤外可視変換素子において、上記赤外輝尽蛍光体が、蛍光体母体に少なくともEu と Sm との2種、あるいは、少なくとも Ce と Sm との2種を添加した赤外輝尽蛍光体であり、かつ、上記蛍光体母体が CaS、SrS、CaSe、SrSe の中の何れか1種あるいはそれらの混晶である赤外可視変換素子とすること、および、GaAs 基板上に赤外輝尽蛍光体層を形成してなる赤外可視変換素子の製造において、上記基板を300°C以上に加熱しつつ、基板位置におけるガス分圧が1×10~8Torr以上となるようにH2S ガスあるいは H2Se ガスを導入して該基板の表面処理を行った後赤外輝尽蛍光体層を形成する製造方法とすることによって達成することができる。
請求項(抜粋):
ガリウムヒ素基板上に赤外輝尽蛍光体層を形成してなる赤外可視変換素子において、上記赤外輝尽蛍光体が、蛍光体母体に少なくともユーロピウムとサマリウムとの2種、あるいは、少なくともセリウムとサマリウムとの2種を添加した赤外輝尽蛍光体であり、かつ、上記蛍光体母体が硫化カルシウム、硫化ストロンチウム、セレン化カルシウム、セレン化ストロンチウムの中のいずれか1種あるいはそれらの混晶であることを特徴とする赤外可視変換素子。
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