特許
J-GLOBAL ID:200903089866269242

燃料タンクのシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-294085
公開番号(公開出願番号):特開平7-132959
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 本燃料タンクのシール構造は、タンク開口22と蓋体40とのオイルシールの他に、塗装のない部分も水に対してシールする。【構成】 燃料タンク10のタンク開口22は、蓋体40を所定角度回動すると、ロック機構50の作用により燃料タンク本体20にロックされることにより閉じられる。そして、タンク開口22と蓋体40との間はシール部材60が介在している。シール部材60は、オイルシール部62が蓋体40の周縁平面部42bと燃料タンク本体20の開口周縁部24等により挟持されると、環状凹所62aが押し潰されるように弾性変形し、水シール部64が外周側へ膨出する。このように膨出された水シール部64により、燃料タンク本体20の外周部であって、燃料の濡れにより塗装ができない部分まで水シールされる。
請求項(抜粋):
燃料タンク本体の開口を蓋体で封止する燃料タンクのシール構造において、燃料タンク本体の開口の内周部と蓋体の外周部とに形成された係合部をそれぞれ有し、蓋体を所定角度回動することにより該係合部が互いに係合して蓋体を燃料タンク本体にロックするロック機構と、環状凹所を有する環状のオイルシール部及び、該オイルシール部の外周部から突設され舌片状の水シール部を有するシール部材と、燃料タンク本体の開口の内周縁部と蓋体の外周縁部とにより構成され、上記オイルシール部を挟持するオイルシール挟持部及び水シール部を挟持する水シール挟持部と、を備え、上記ロック機構により蓋体が燃料タンク本体にロックされるときに、上記オイルシール挟持部は、オイルシール部の環状凹所を押し潰すように該オイルシール部を弾性変形するように形成され、水シール挟持部は、オイルシール部の弾性変形により水シール部を外周側へ膨出させるように形成したことを特徴とする燃料タンクのシール構造。
IPC (4件):
B65D 53/02 ,  F02B 77/00 ,  F02M 37/00 ,  F02M 37/00 301

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