特許
J-GLOBAL ID:200903089872354316

インフレータブルシートベルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272600
公開番号(公開出願番号):特開平5-112200
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】膨張可能なウェビングが中間ガイドにより案内される場合にも、緊急時にはウェビングを確実にかつ迅速に膨張させる。【構成】通常時は、肩ベルト2は帯状に保形されるとともに、可動レバー7dが本体7aに当接した開口面積縮小位置に保持される。したがって、肩ベルト2の反転やねじれが防止され、インフレータブルシートベルト装置1は従来の一般的なシートベルト装置と同様の機能を発揮する。車両衝突時等の緊急時には、ガスジェネレータ8が作動してガスを発生する。発生したガスにより、ガスジェネレータ8と中間ガイド7との間の肩ベルト部分2aが膨張展開する。更に肩ベルト部分2aに侵入したガスにより、可動レバー7dを開口面積拡大位置に移動させる。したがって、ガスが中間ガイド7から先の肩ベルト7bにも容易に侵入するようになり、肩ベルト7は瞬時にかつ確実に膨張展開する。
請求項(抜粋):
乗員当接部の少なくとも一部が袋状に形成されており、通常時は帯状に保形されるとともに、緊急時にガス発生手段からのガスにより前記袋状部分が膨張展開するウェビングを有し、このウェビングに設けられたタングをバックルに挿入係止することにより乗員を拘束可能にするインフレータブルシートベルト装置において、前記ウェビングが貫通する貫通孔を有するとともにこの貫通孔に前記ウェビングを移動自在に貫通して案内する中間ガイドと、この中間ガイドに移動可能に設けられ、通常時は前記貫通孔の開口面積を帯状に保形された前記ウェビングが移動可能でかつ前記ウェビングの反転及びねじれを阻止する大きさに設定する開口面積縮小位置に保持されるとともに、緊急時に前記開口面積を大きくする開口面積拡大位置に移動する貫通孔開口面積制御部材とを備えていることを特徴とするインフレータブルシートベルト装置。
IPC (2件):
B60R 22/14 ,  B60R 21/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-258239
  • 特開平2-270657

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