特許
J-GLOBAL ID:200903089877622203

ポリプロピレン系樹脂用改質剤および難白化耐衝撃性ポリプロピレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-070008
公開番号(公開出願番号):特開平9-255822
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 ハンドリングに優れたポリプロピレン系樹脂用改質剤、および衝撃時の耐白化性、耐衝撃性に優れたポリプロピレン系樹脂組成物を提供する。【解決手段】 特定のエチレン/α-オレフィン共重合体エラストマー(A)1〜80重量%と特定の要件を満たすエチレン/α-オレフィン共重合体(B)99〜20重量%からなるポリプロピレン系樹脂用改質剤、および本樹脂改質剤1〜50重量%とポリプロピレン系樹脂(C)99〜50重量%からなる耐衝撃難白化性ポリプロピレン系樹脂組成物。
請求項(抜粋):
下記の(a)〜(d)の要件を満たすエチレン/α-オレフィン共重合体エラストマー(A)1〜80重量%と(e)〜(i)の要件を満たすエチレン/α-オレフィン共重合体(B)99〜20重量%からなるポリプロピレン系樹脂用改質剤。(a)α-オレフィンの炭素数が4以上20以下(b)α-オレフィン含量が65重量%より大きく95重量%以下(c)100°Cの熱水に1時間浸した後に室温まで放冷したものの密度が0.870g/cm<SP>3</SP>未満(d)示差走査型熱量計において結晶融解ピークが観測されない(e)α-オレフィンの炭素数が3以上20以下(f)100°Cの熱水に1時間浸した後に室温まで放冷したものの密度が0.870〜0.930g/cm<SP>3</SP>(g)190°C,2160gの荷重下で測定したメルトフロ-レ-ト(MFR)が0.01〜50g/10分(h)重量平均分子量(M<SB>w</SB>)と数平均分子量(M<SB>n</SB>)の比(M<SB>w</SB>/M<SB>n</SB>)が3以下(i)示差走査型熱量計において、200°Cで5分間溶融し、その後10°C/分で30°Cまで冷却したものを再度10°C/分で昇温させた時に得られる吸熱曲線において、最も高温に位置するピ-クのピ-ク温度(T<SB>m</SB>(°C))と赤外吸収スペクトルの測定から求められる炭素数1000個当りの短鎖分岐数(SCB)とが(1)式で示される関係を満たす。T<SB>m</SB><-1.5×SCB+138 (1)
IPC (2件):
C08L 23/08 LCD ,  C08L 23/10 LCF
FI (2件):
C08L 23/08 LCD ,  C08L 23/10 LCF

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