特許
J-GLOBAL ID:200903089884144813

沸騰水型原子炉の下部タイプレートの為の屑捕捉器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072365
公開番号(公開出願番号):特開平6-347576
出願日: 1994年04月12日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 沸騰水型原子炉の冷却材/減速材流に運搬される破壊屑を燃料棒領域に侵入させない為の装置を提供する。【構成】 下部タイプレート(T) の流入ノズル(N) と燃料棒支持格子(G) との間の流空間(V) に、三次元構造の破壊屑捕捉器を設置する。これは穿孔された金属で構築され、その形状は、半球(40)付き円筒(42)、逆転円錐(50)付き円筒(60;60 ́)、逆転ピラミッド(80)等の形態を持つ。穿孔板を波板としても良い(80 ́;100) 。ノズル(N) から流入する水流は燃料棒領域に入る前に破壊屑捕捉器を通過し、破壊屑が選別される。選別された破壊屑は破壊屑溜め(72;95) に蓄積され得る。これらの破壊屑捕捉器は三次元構造であるため、流面積を従来の流空間横断面積以上にも拡張することができ、更なる圧力低下を招くことがない。
請求項(抜粋):
沸騰水型原子炉の燃料バンドルに於て、下部タイプレート集合体の、流入ノズルと上部燃料棒支持格子とに挟まれて規定される流空間に設置される破壊屑捕捉格子構造体であって、並列した穿孔を設けた三次元穿孔板構造体と、上記下部タイプレートの、上記流入ノズルと上記燃料棒支持格子とに挟まれた流空間の平面横断面積を超過する総横断面積を有する三次元構造体を形成する上記穿孔板と、上記下部タイプレートの流空間に上記三次元穿孔板構造体を装着する手段と、を含んで成る破壊屑捕捉格子構造体。
IPC (2件):
G21C 3/30 ,  G21C 3/33
FI (2件):
G21C 3/30 GDB R ,  G21C 3/30 GDB K
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-111795
  • 特開昭61-234392

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