特許
J-GLOBAL ID:200903089893557225
全血中の網状赤血球、赤血球及び血小板を迅速に同定及び特徴付けるための完全に自動化された方法及びそれらのための試薬組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 雄造 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-108718
公開番号(公開出願番号):特開平10-282094
出願日: 1998年04月03日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 全血試料中の網状赤血球、赤血球及び血小板の計数、及び同定、特徴付けのための、迅速で信頼のおける方法及びそれに用いられる試薬組成物を提供する。【解決手段】 試料を試薬組成物と混合し、散乱/吸収フローサイトメトリーを用いてその混合物中の細胞の各々によって散乱及び吸収される光を測定する。この試薬組成物には、カチオン性染料、球状化剤としての両性イオン性界面活性剤及びこの試薬組成物のpH及び浸透圧モル濃度を特定の値に維持するための緩衝剤が含まれる。
請求項(抜粋):
自動化血液分析器を用いる光散乱及び吸収フローサイトメトリーによって全血試料中の網状赤血球、赤血球及び血小板を同定し、定量し、かつ他の細胞のサブクラスと区別する、血液試料を分析するための迅速な方法であって、(a)該血液試料のアリコートを、約6ないし約20μg/mlの量のカチオン性染料;約4.0ないし約148.0μg/mlの量の球状化剤としての両性イオン性界面活性剤;該組成物のpHを約7.2ないし7.8に維持するための緩衝剤を含有する溶液を含む水性試薬組成物と共に含む反応混合物を調製する工程であって、該試薬混合物中の該試薬組成物及び該血液試料アリコートを、該自動化分析器で該試料分析が行われる前に約20秒を超えて予備インキュベートすることがなく、又は互いに反応させることがない工程;(b)工程(a)の該混合物を、実質的に一度に細胞1個づつ、焦点が合わせられた光学的照射の領域を通過させる工程;(c)細胞の各々によって2つの角度の間隔内に散乱された光及び吸収された光を検出して測定する工程;及び(d)該散乱及び吸収光の測定強度に少なくとも部分的に基づいて、該網状赤血球、赤血球及び血小板サブクラスを識別し、かつそれらの細胞総数を得る工程、を包含し、該血液試料が約20ないし30秒で分析される方法。
IPC (4件):
G01N 33/49
, G01N 15/14
, G01N 21/47
, G01N 33/48
FI (5件):
G01N 33/49 H
, G01N 15/14 C
, G01N 21/47 Z
, G01N 33/48 P
, G01N 33/48 M
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