特許
J-GLOBAL ID:200903089896535591

スクリュー圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人第一国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-042854
公開番号(公開出願番号):特開2002-242865
出願日: 2001年02月20日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 高効率でコンパクトな油分離機構を内蔵したスクリュー圧縮機を実現する。【解決手段】 スクリュー圧縮機において、サイクロン式油分離器を吐出ケーシング内に設け、油溜り室を高さの低い二室に分割し、サイクロン内筒直下に形成した主油溜り室と、隔壁で仕切り形成した副油溜り室と、を備える。隔壁に、主油溜り室と副油溜り室の下部を連通する主連通路と、主連通路の上方を連通する副連通路を形成する。圧縮機稼働中、主油溜り油面はサイクロン内の旋回流により中心付近から壁面に向かって高くなるが、副油溜り油面はほぼ水平を保つ。よって、上昇した分の油は副連通路を通り副油溜り室に流れ、油面の異常な上昇を防止する。これにより、油面がサイクロン内筒下端面に近づき、油が持去られることのないよう、サイクロン式油分離器の油分離能力の低下を防止する。
請求項(抜粋):
互いに噛み合う雄スクリューロータ及び雌スクリューロータからなる少なくとも一対のスクリューロータと、該スクリューロータの駆動用電動機と、前記スクリューロータを回転自在に軸支する軸支手段と、それらを収納すると共に吐出ポートを形成したケーシングと、前記吐出ポートからのガス導入流路がその接線方向に設けられて下方への旋回流を発生させるようにしたサイクロン外壁、前記旋回流から上方への折返し流れを生じさせるようにしたサイクロン内筒及び該サイクロン内筒の下方に形成した油溜り室からなるサイクロン式油分離手段と、該サイクロン式油分離手段によって分離回収した油を前記軸支手段及び前記スクリューロータへ供給する油供給流路と、を備えたスクリュー圧縮機において、前記サイクロン式油分離手段の油溜り室を、前記サイクロン内筒直下の主油溜り室と、該主油溜り室の横に隔壁で仕切られた副油溜り室と、に分割すると共に、両油溜り室を前記隔壁下部の連通路により互いに連通させたことを特徴とするスクリュー圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/16 ,  F04C 29/02 351 ,  F04C 29/02 361
FI (3件):
F04C 18/16 Z ,  F04C 29/02 351 C ,  F04C 29/02 361 A
Fターム (8件):
3H029AA03 ,  3H029AA15 ,  3H029AB03 ,  3H029BB05 ,  3H029BB32 ,  3H029BB35 ,  3H029CC25 ,  3H029CC45

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