特許
J-GLOBAL ID:200903089907363330

魚釣り用リールの逆転止め機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104982
公開番号(公開出願番号):特開平10-295232
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 回転体にその逆転方向への大きな衝撃荷重が加えられても、逆転止め爪が係合する、回転体に設けられた歯の破損を防止すると共に、逆転止め爪が回転体の歯に当接するときの音の発生を防止し、逆転ガタに起因して釣り人に与える不快感を回避し、更に、回転体の逆転時に、逆転ガタに起因して、釣り糸に与えられる衝撃力を緩和して、釣り糸の切断を防止する。【解決手段】 逆転止め機構は、回転体6に設けられたラチェット6cと、このラチェット6cに回転体逆転時に係合することにより回転体6の逆転を規制する逆転止め爪15とを備えている。逆転止め爪15には、ラチェット6cに係合可能な少なくとも2個の係合部15a、15bが形成されており、その1個の係合部15aに衝撃緩和部材17が取り付けられている。衝撃緩和部材17を備えた係合部15aは、他の係合部15bよりも先にラチェット6cと係合する。
請求項(抜粋):
回転体に設けられたラチェットと、このラチェットに回転体逆転時に係合することにより回転体の逆転を規制するように固定部に設けられた逆転止め爪とを備えた魚釣り用リールの逆転止め機構において、前記逆転止め爪には、ラチェットに係合可能な少なくとも2個の係合部が形成されており、その1個の係合部に衝撃緩和部材を取り付けており、前記衝撃緩和部材を備えた係合部が、他の係合部よりも先にラチェットと係合することを特徴とする魚釣り用リールの逆転止め機構。

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