特許
J-GLOBAL ID:200903089922078145

木造建築物の建築工法及び該工法に使用する床構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守田 経近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-158503
公開番号(公開出願番号):特開平6-073791
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 建築物を金物で軸組みしながら枠組工法を併用して強度性と耐久性を具え、非熟練者でも容易に且つ短期間に建築可能な工法。【構成】 柱14と土台4、梁などの横架材との軸組は芯材金物で接合し、横架材を直角方向に接合するときは梁受金物で接合し、横架材を材軸方向に継ぎ足すときは継手金物で接合する。そして、壁部は筋違を枠体に固設した耐力壁枠を上下の横架材に釘止めし、床部は根太を固着した合板からなる床パネル8を配設する。斯かる接合手段で下階側から順次上階側に建築施工する。
請求項(抜粋):
木造建築物の柱と横架材の接合部は予め金物の挿通孔やピン通孔及び切割溝からなる仕口加工をなし、これを金物とピンで係止して軸組し、壁部や床部は枠部材を釘止めし、順次下階側から上階側に建築する方法であって;1階床軸組施工に際して、土台などの横架材を直角方向に接合するには背板とU字状フランジからなる梁受金物9を釘打ち接合し、横架材を材軸方向接合するには板材の両側部にピン孔を有する継手金物20をピンで係止して接合し、横架材より柱を起立接合用するため、 上下部にピン孔を有する芯材金物15の下部を横架材にピンで係止し、その後、根太を固着した構造用合板からなる床パネルを根太受材で支承しながら横架材に釘止めして敷設し;それから、前記芯材金物15を介する1階柱上起立し、該柱上に2階床軸組を架構するには1階柱上に横架材とあとの行程で予定された2階柱を接合すべくピン孔を上部と中央部と下部に有する芯材金物15aをピンで係止し、梁などの横架材を直角方向に接合するには上端縁よりV字状切欠とピン孔を有する接続板の基端を支持板を有する背板に固着してボルトで締結する梁受金物9aを用いてピンで係止し、梁などを材軸方向に接合するには両側部にピン孔を設けた板材の上端縁に係合板を設け、係合板の1側部にV字状切欠を形した継手金物20aを用いてピンで係止し、柱上端の1側面位置で梁などの横架材を継ぎ足し接合するには芯材金物15aに前記接続板を設けてピンで係止し;その後、1階と2階の床軸組間の所望位置には間柱付枠体に筋違を設け耐力壁枠53を上下の横架材に釘止めし、それから、2階床軸組35には根太受材で支承される床パネルを敷設し;上記の建築施工手順で順次上階側を施工し、小屋梁軸組72と小屋軸組も前記金物を使用して接合することを特徴とする木造建築物の建築工法。
IPC (3件):
E04B 1/26 ,  E04B 1/10 ,  E04B 1/58 501
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-140542

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