特許
J-GLOBAL ID:200903089925754672

開閉式ドーム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-271749
公開番号(公開出願番号):特開2002-081165
出願日: 2000年09月07日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 天窓の直径及び全体の幾何学的形状を連続的に変化させることが可能で、且つ駆動の際の力学的合理性に優れた開閉式ドームの構造を提供する。【解決手段】 本発明の開閉式ドームは、ドームの基準形状を構成する部分球面Sの上に、三次元多折はさみ要素1を、ラメラ状に中心軸Zの回りに等角度に配置することにより構成される。各要素上のピン交点2は、部分曲面Sの頂点を通り中心軸Zに斜めに交差する各同一平面上にあり、且つ各要素上で互いに隣接するピン交点2の間で中心軸Z回りの角度がそれぞれ等しくなる様に配置される。各ピン交点2の回転軸は、部分球面Sの法線方向に一致している。各要素1の最下端に位置するピン交点群(A)を結束する第一伸縮ロッド11、及び最上端に位置するピン交点群(E)を結束する第二伸縮ロッド21の伸縮量を制御することによって、天窓9を開閉するとともに全体形状を変化させる。
請求項(抜粋):
ドームの基準形状を構成する軸対称状の部分曲面の上に、三次元多折はさみ要素を、ラメラ状に、前記部分曲面の中心軸の回りに等角度に配置することにより構成され、頂部に設けられた天窓の開閉が可能な開閉式ドームにおいて、前記三次元多折はさみ要素のピン交点を、各要素上のピン交点が、前記部分曲面の頂点を通り前記中心軸に対して斜めに交差する各同一平面上にあり、且つ、各要素上で互いに隣接するピン交点の間で、前記中心軸の回りで成す角度がそれぞれ等しくなる様に配置し、各ピン交点の回転軸が、前記部分曲面の法線方向に一致する様に構成し、前記三次元多折はさみ要素の最下端に位置するピン交点群を、伸縮量の制御が可能な第一伸縮ロッドを用いて、周方向に隣接している各ピン交点の間で互いに結合するとともに、前記三次元多折はさみ要素の最上端に位置するピン交点群を、伸縮量の制御が可能な第二伸縮ロッドを用いて、周方向に隣接している各ピン交点の間で互いに結合し、第一伸縮ロッド及び第二伸縮ロッドの伸縮量を制御することによって、前記天窓の開閉及びドームの幾何学的形状の変更を行うことを特徴とする開閉式ドーム。
IPC (4件):
E04B 7/16 ,  E04B 1/32 102 ,  E04B 1/32 ,  E04B 7/18
FI (4件):
E04B 7/16 A ,  E04B 1/32 102 J ,  E04B 1/32 102 B ,  E04B 7/18 A

前のページに戻る